(大阪市北区) | ●更新:2012年5月(5) |
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●【祇王寺祇女桜】(ぎおうじぎじょざくら) 京都嵯峨野の祇王寺にある桜で、「平家物語」の祇王祇女にちなみこの名が付けられた優雅な桜です。花は淡紅色で、少し芳香があり、花弁数は15枚程です。 |
●【鍾馗】(しょうき) 東京荒川堤にあった桜です。 |
●【八重紅虎の尾】(やえべにとらのお) 古くらか京都で栽培されていた桜といわれ、その咲く有様は虎の尾のようで、花は淡紅色です。 |
●【市原虎の尾】(いちはらとらのお) 京都洛北市原にあった桜で、その咲く有様は、虎の尾のようで、花は淡紅白色で、花弁数は30〜40枚あります。バックのガラス窓は造幣博物館の窓です。 |
●【都錦】(みやこにしき) 京都御所にあった桜で、花は淡桃白色で、花弁数は20枚ほどです。2010年には「今年の花」に選ばれました。 |
●【普賢象】(ふげんぞう) 室町時代から京都にある有名な桜(千本ゑんま堂の普賢象桜)で、花の中から葉化した二つの雌しべが突き出し、その先端が屈曲しています。その状態が、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているので、この名が付けられました。花は淡紅色で、開花が進むにつれ白色となります。花弁数は20〜40枚あります。 |
● | 名称 : 造幣局の桜の通り抜け (1) | |
● | 造幣局の所在地 : 大阪市北区天満1-1-79 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2012/4 | |
● | 指定 : なし | |
● | アクセス : 京阪電車又は大阪メトロの天満橋駅から徒歩5分。 | |
● | 現在の造幣局のあたりには江戸時代には伊勢国・津の大名・藤堂藩の蔵屋敷があり、各地から桜が集められていました。明治になりその藤堂藩蔵屋敷の桜を移植し、明治16年に一般に公開されました。旧淀川河畔の560mにわたり一方通行の「通り抜け」が始まり、以来129年にわたり続けられています。 地下鉄を「天満橋」で降りて5分足らずと交通の便がよく、入場料も無料ですので、それはそれは毎年大変な人出になります。2011年は東日本大震災の影響で夜桜見物が中止されたため例年の半分以下になりましたが、2012年は4月17日からの1週間で例年とほぼ同じ67万人の見物客が集まったそうです。 「今年の花」は「小手毬」(こでまり)で、局内には3本が植えられています。造幣局の桜は、ほとんどが八重桜で、ソメイヨシノの満開時期から約1週間遅れて満開になります。その種類は何と129種類もあります。 その129種(2022年現在138種)の全品種の解説を造幣局のウエブサイトで見ることができますので一度アクセスしてみては。 久しぶりに行った造幣局の桜の通り抜けでしたが、昔と違ったと一番感じたのは中国人観光客がやたら多いことでした。大阪人の春の楽しみだったのですが、今や中国人観光客の大阪見物の目玉となっているようです。 さらに(2) (3)、2014年以後の(4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)と通り抜けの桜をほぼ撮影できましたので覧ください。 ■造幣局の桜の通り抜け (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) ■造幣局の桜の通り抜けの桜樹リスト 造幣局の桜の通り抜けの桜樹リストを作りました。画像を掲載している品種にはリンクを張っています。(2014/5/15) (HP管理者) |
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(梅田神社のケヤキ) | (造幣局の桜の通り抜け-2) | |
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No.533 | ||