(大阪市北区) | ●更新:2012年6月(2) |
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●【花染衣】(はなぞめい) 北海道松前町で育成された桜で、花見時の衣装である花染衣(ハナゾメゴロモ)にちなみ、この名が付けられました。花は淡紅色の八重咲きで、直径4.5cmという大輪で、花弁数は40〜60枚あります。 |
●【牡丹】(ぼたん) 大島桜の里桜で、花はふっくらした牡丹を思わすような淡紅色の優雅な大輪で、花弁数は15程あります。 |
●【御衣黄】(ぎょいこう) 花は黄緑色で、開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現れる。大変珍しい品種で、花弁数は15枚程度です。 |
●【法明寺】(ほうみょうじ) 京都府美山町(現在の南丹市)の法明寺境内にあった名桜を佐野藤衛門氏が接木育成し、命名したもので、花は淡桃色白色です。 |
●【妹背】(いもせ) 花は濃淡になった紅色で、時には一つの花に実が二つ、対になってつくことから、この名が付けられました。花弁数は30枚程度あり、二段咲きが見られます。 |
●【兼六園菊桜】(けんろくえんきくざくら) 石川県の金沢兼六園にある有名な桜で、花弁数は多いもので300〜350枚あり、日本で花弁数が最も多い珍しい桜で、かって原木は国の天然記念物に指定されていました。花は淡紅白色ですが、花の中心は濃い紅色で、蕾は紅色をしています。2013年4月に金沢に行き「兼六園菊桜」を見てきましたのでぜひご覧下さい。 |
● | 名称 : 造幣局の桜の通り抜け (3) | |
● | 造幣局の所在地 : 大阪市北区天満1-1-79 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2012/4 | |
● | 指定 : なし | |
● | アクセス : 京阪電車又は大阪メトロの天満橋駅から徒歩5分。 | |
● | 現在造幣局桜の通り抜けで最も多い桜の品種は「関山」で、見物客からは「又関山か」といった声も聞かれますが、写真のようによく見ると濃い紅色の美しい八重桜です。「関山」は私の住む団地にも植えられており、街路樹にも見られるポピュラーな八重桜です。 桜の通り抜けのウエブサイトの沿革によると、明治42年当時は一重の「芝山」が半数を占めていたそうです。その後の大阪周辺の工業化と共に煤煙の影響などで「芝山」が減り、一重八重の「御車返し」が主流となりましたが、戦後は公害に強い「関山」が最も多くなりました。 これまでに50種類ほどの桜の写真を掲載しましたが、訪問時にすでに散っていた桜やまだ開花していない桜もあり、129種類全部を掲載することは不可能のようです。でもほとんどが満開の状況で見物できるのは非常にすばらしいことです。以下のようにこの後も毎年のように訪問して写真を掲載しています。 ■造幣局の桜の通り抜け (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) ■造幣局の桜の通り抜けの桜樹リスト 造幣局の桜の通り抜けにある桜樹のリストを作りました。画像を掲載している品種にはリンクを張っています。(2014/5/15) (HP管理者) |
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(造幣局桜の通り抜け2) | (闘鶏神社のクスノキ) | |
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No.535 | ||