(奈良県宇陀市) | ●更新:2007年3月(2) |
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●仏隆寺(佛隆寺)の桜は、根周/7. 7m、樹高/16m、樹齢900年を超える奈良県下最大最古の桜として有名。 |
●山手から見た仏隆寺の千年桜です。 2007年4月12日朝のNHK「おはよう日本」の中継放送では鳥が飛び立つようだと表現していました。なるほど。 |
●石段の上から見た「仏隆寺の千年桜」の幹部分。 |
●仏隆寺の千年桜の根元部分。11本の支幹に分岐しています。 |
●少し上流から仏隆寺の千年桜を写したものです。東屋や水車などができています。 |
●下から見ると巨樹であることがよく分かります。桜としてだけでなく巨樹としての魅力も。(※2014年撮影) |
●「モチヅキザクラ」という珍しい桜の種類です。花は白から薄い桜色で花弁は五枚一重で小輪。(※2014年撮影) |
●2007年に比べて周囲に桜が増えたようです。(※2014年撮影) |
●青空に美しい千年桜の姿が映えます。(※2014年撮影) |
●仏骼宸ヨの石段。 右に長十郎ナシの原木があります。 |
●仏骼寞ォ内に咲く枝垂れ桜。 |
●樹齢約450年の長十郎ナシ原木の白い花。 |
● | 名称 : 仏隆寺の千年桜 | |
● | 所在地 : 奈良県宇陀市榛原赤埴(あかばね)1684 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2006/4/22、2014/4/14(※) | |
● | 指定 : 奈良県指定天然記念物 (S58年3月15日指定) | |
● | アクセス : 近鉄大阪線・榛原駅で下車、曽爾行バスで「高井」下車、徒歩約30分。 【車】榛原方面から国道369号の高井交差点を左折し約5分。駐車場は10台ほど。 | |
● | 仏隆寺(佛骼宦jは嘉祥3年(850年)に弘法大師空海の高弟・賢恵が創建したと伝わる古刹です。室生寺の末寺ですが、大和茶発祥の地とされ、空海が唐から持ち帰った日本最古のお茶を栽培したといわれています。 参道の石段横にある桜の巨樹は「千年桜」と呼ばれていますが、品種がヤマザクラとエドヒガンザクラの雑種である「モチヅキザクラ(望月桜)」の一種とわかり、学術上でも貴重です。奈良県の天然記念物に指定されており、樹齢900年という県下最古の桜です。 この千年桜の咲く4月下旬と、大和三名段(仏隆寺、段山神社、室生寺)のひとつとされる197段の石段の両側に彼岸花が咲く咲く9月がこの仏骼宸フ最も美しい時期です。 千年桜は根元から2m程のところで11本の枝に分岐しており、大きくその枝葉を伸ばしています。残念ながらこの日は曇り空で、満開の桜の花の色はもう一つでしたが、それでもたくさんの花見客があり、駐車場は常に満車の状態でした。 またすぐ近くには巨樹ファン必見の「高井の千本杉」があります。(徒歩で約20分位です) また近くには西光寺の城之山桜、本郷の又兵衛桜、大野寺の枝垂れ桜、瀧蔵神社の権現桜、才ケ辻の枝垂れ桜と桜の名所が多いのですが、仏隆寺の桜はこれらよりも開花が若干遅いのでご注意を。 (HP管理者) |
● | 2014年に再度訪問した際の写真を追加しました。最近の情報では、彼岸花が咲かなくなったそうです。鹿の食害とのこと。境内には樹齢約450年の長十郎ナシの原木やピンク色の枝垂れ桜、イチョウの巨樹もありますので、ゆっくりと山里を散策して下さい。(2015/3/28追加) |
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(瀧蔵神社の権現桜) | (京都御苑・近衛邸跡 の枝垂れ桜) |
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No.63 | ||