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名称 : 高井の千本杉 |
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所在地 : 奈良県宇陀市榛原高井679 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2005/5/21、2014/4/14(※) |
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指定 : 奈良県指定天然記念物 (S56年3月17日指定) |
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アクセス : 近鉄大阪線榛原駅から奈良交通バス「曾根村役場」行きで「高井」下車、徒歩約20分。 【車】名阪国道・針ICから国道369号を南に14.2km、左折し500m。 |
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大阪から伊勢に通じる旧伊勢本街道沿いにある巨大な大杉「高井の千本杉」です。この杉には、弘法大師・空海が室生山へ登った際にこの場所で弁当を食べ、その箸(はし)を地にさしたところ生育したという逸話があります。
また、日本最古の井戸杉ともいわれています。井戸杉とは、水を求めて井戸を掘り、その周りに杉を植えて自然に水を集める作用を杉に託したことからこう呼ばれています。その証拠か、千本杉のすぐそばには湧き水があります。
融合したと思われる16本の幹がまっすぐに天を突く光景は日本中に巨樹多しといえども決して引けを取らないほどのど迫力です。幹周については測定方法で諸説があります。
かっては多くの伊勢参りの人々が通った伊勢本街道も、今はハイカーが通るのみです。近くには「仏隆寺の千年桜」で有名な「仏隆寺」があり、また高井の辻からの本街道沿いには旧家の「松本家」、「津越家」があり、「松本家のカヤ」も紹介しています。
「高井の辻」のすぐ南には「伊豆神社のスギ」があります。
(HP管理者) |
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