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●【白雪】(しらゆき) 花は、白色・一重・中輪~大輪。東京・荒川堤由来の品種で、1909年に三好学が発見し命名したものです。 |
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●【笹賀鴛鴦桜】(ささがおしどりざくら) 花は、淡紅色・八重・中輪で、花弁数30~40枚。長野県松本市笹賀に原木があります。付近にある鴛鴦桜とオオシマザクラの交雑。1992年に久保田秀夫氏によって命名されました。 |
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●【八瀬匂】(やつせにおい) 花は、白色、一重咲き、中輪。丸い大きな花弁。旗弁も見られる。芳香がある。 |
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●【秋田匂】(あきたにおい) 静岡県三島市の遺伝研にあるサクラの品種。オオシマザクラの一種。 |
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●【養老桜】(ようろうざくら) 文献が少なく、命名の経緯が不明の品種です。花は、白色・半八重咲き・中輪。花弁数7~10枚。1951年から大阪市北区の造幣局で栽培されています。 |
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●【舞姫】(まいひめ) (公財)日本花の会創立50周年記念に、2011年に作出された品種。田中秀明氏が桜見本園に保存されている八重紅枝垂れの実生個体から選抜・育成した桜です。 |
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●【萌紅桜】(めぐざくら) 第16代佐野藤右衛門氏作出。門外不出とあります。花は、淡紅・中輪・八重咲きで、花弁数は30~40枚。 |
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●【紅豊】(べにゆたか) リュウウンインベニヤエ(龍雲院紅八重)にマツマエハヤザキ(松前早咲き)を交配、選抜した品種です。1961年に北海道松前町の浅利政俊氏が作出しました。 |
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●【八重の大島】(やえのおおしま) オオシマザクラの八重咲きなったもの。香りが良い。花は、白色・八重・大輪で、花弁数10~20枚。静岡県南伊豆で発見されました。 |
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●【御殿場桜】(ごてんばざくら) 花は、淡紅白色・一重八重・中輪。マメザクラと他種の交雑種と推定されています。静岡県御殿場市で稀に栽培されているのを渡辺健治氏が発見しました。別名、須山桜。 |
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●【イベンシー】 花は、淡紅白色、一重、中輪で、枝垂状の樹形をしています。昭和の初期にイギリス(ヒリアー ナーサリ))において、ソメイヨシノの実生から選抜された桜です。 |
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●【早生吉野】(わせよしの) 花は、白色・一重・大輪。静岡県三島市の遺伝研で、竹中要氏がソメイヨシノとオオシマザクラの実生から作出した。花はソメイヨシノに比べ、早く咲くことからこの名があります。 |
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●【舩原吉野】(ふなばらよしの) 1959年竹中要氏が伊豆半島の桜の調査の折り、船原峠の黒岩で発見した桜。ソメイヨシノの自然交雑説の根拠となった桜です。 |
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●【エレガンスみゆき】 埼玉県川口市の柴道昭氏により作出された二季咲きの品種です。濃紅色の八重咲きでやや下向きに咲きます。庭梅と庭桜の交雑とのことですが。 |
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●【勝道彼岸】(しょうどうひがん) ショウドウザクラとエドヒガンの自然交雑種。花は、淡紅紫色・一重・中輪。日光市にある東大附属植物園日光分園で見つかったものです。 |
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●【御帝吉野】(みかどよしの) 1959年、静岡県三島市・国立遺伝学研究所の竹中要氏が、エドヒガンとオオシマザクラの交配して育成・実生選抜したとされます。 |
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●【鞍馬桜】(くらまざくら) 白色・一重・大輪。原木は熊本市田迎町の民家にあったサクラで、別名「肥後吉野」といいます。エドヒガンとオオシマザクラの交雑によるものとされています。 |