(高知県香南市) 更新:2020年12月(5)
(てんじん) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

天神の大杉
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/9. 90m、樹高/45m。説明板では、樹齢/800年。幹周実測値/9. 46m。
天神の大杉
神社境内及び大杉の周囲は苔に覆われています。 
天神の大杉
拝殿前に堂々とそびえます。本当に円錐状で、均整のとれた直幹の大スギです。
天神の大杉
主幹の左側に修復の跡が見られます。
天神の大杉
根元から20mほどは枝がありません。小枝が下垂することから「コウチ杉」と命名されたとか。
天神の大杉
大杉の右後方が神社の拝殿です。
天神の大杉説明板
名称 : 天神の大杉
所在地 : 高知県香南市香我美町上分 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/14 天神の大杉マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S18年2月19日指定)
アクセス : 【車】南国安芸道路・香南かがみICから北に500m、右折し県道227号を北に1.7km、右折し県道230号を1.1km、右折し南に400m。駐車スペースあり。
昨日、「鉾杉」、「五所神社の大杉」、「杉の大杉」、「吉延の大杉」と著名な大杉ばかり見てきたので、「天神の大杉」には余り期待してなかったのですが、苔に包まれた境内に大きくそびえる姿には感動しました。
 説明板や市のHPによれば、大杉の内部は空洞で、子供10人程が入れる広さがあるそうです。今までに2度内部から失火し、昭和46年には3日間燃え続き、自衛隊が出動して鎮火したそうです。
 この杉は小枝が細く、下に垂れるので、中井猛之進博士(1882~1952:日本を代表する植物分類学者)は杉の変種として「コウチスギ」と命名しました。ただ現在は葉があるのはかなり上の方だけで、小枝が下垂しているのか分かりませんでした。
 神社境内は苔の緑に被われており、歩くのに躊躇します。大杉にはやはり火災によるものか修復の跡がありました。ただ内部が空洞とは思えないほど堂々として直立していました。これからも長く生きてほしいものです。
(HP管理者)

BACK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(野槌神社のタブノキ) (楠上神社のクスノキ)
     
高知県  ス ギ   新日本名木100選
     
No.2155