(和歌山県那智勝浦町) 更新:2016年1月(8)
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青岸渡寺のタブノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4.55m、樹高/19m。樹齢/約700年。
青岸渡寺のタブノキ
タブノキと青岸渡寺本堂
青岸渡寺のタブノキ
タブノキの幹には空洞があるようで、大きな金属製のカバーがされています。
青岸渡寺のタブノキ
青岸渡寺のタブノキ
タブノキの向こうに見える石柵の所からは、那智の滝と三重塔が見える絶景ポイントです。
青岸渡寺のタブノキ 樹名板 タブノキ
 通称 いぬぐす(犬樟)
 クスノキ科タブノキ属
 の常緑高木
 樹齢 約七百年
青岸渡寺本堂 本堂
 (国重文)
青岸渡寺と那智の滝 那智の滝
那智の滝 飛瀧神社と那智の滝
那智の滝  ●飛瀧神社と那智の滝
名称 : 青岸渡寺のタブノキ
所在地 : 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/10/19 青岸渡寺マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物 (S40年4月14日指定)
アクセス : JR紀勢本線・紀伊勝浦から「那智山」行き熊野交通バスで終点下車、石段を徒歩15分。 【車】国道42号線・那智臨海交差点を山側に折れ、県道43号を北西に8.5kmkm。駐車場に駐車し、徒歩15分ほど。
熊野那智大社のすぐ隣にあるのがこの青岸渡寺(せいがんとじ)。古くは如意輪堂と呼ばれた天台宗の寺院で、西国三十三所観音霊場巡礼の第一番札所として有名です。本尊は如意輪観世音菩薩。神社と寺院が隣接して建つという、熊野三山中では最も神仏習合時代の名残りを残している熊野信仰の中心地です。
 伝承では、仁徳帝の頃(4世紀)、印度より裸形上人が熊野浦に漂着し、現在の堂地に庵を結んだのに始まると伝えられています。その後同上人が滝壺から得た金製の如意輪観音を本尊としていましたが、推古天皇の時代に丈六の本尊を造り、その胎内に金製の如意輪観世音を納めたといいます。
 明治初めの政府による神仏分離令により全国で廃仏毀釈が行われ、熊野三山の他の2つ、熊野本宮大社、熊野速玉大社では仏堂は全て廃されましたが、熊野那智大社では如意輪堂が破却を免れ、のちに青岸渡寺として復興されました。
 県の天然記念物に指定されているタブノキは、本堂の北側にあり、那智の滝と三重塔を眼下に眺めることができる絶景ポイントに立っています。樹齢700年といわれる古木らしく空洞があり、着生植物が多く着生しています。
 この青岸渡寺から三重塔を通り那智の樟に降りていきました。多くの巨樹と大滝が熊野信仰の聖地であることを感じさせてくれました。このような壮大な自然があってこそ信仰心が湧いてくるものなのです。那智山の巨樹として「大門坂の夫婦杉」、「大門坂の大楠」、「那智山旧参道の杉並木」、「那智の樟」と、道順をたどり紹介しています。
(HP管理者)

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No.1141