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名称 : 石徹白の大杉 |
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所在地 : 岐阜県郡上市石徹白160河ウレ山2 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2009/5/1 |
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指定 : 国指定特別天然記念物 (S32年7月2日指定)
新日本名木100選 |
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アクセス : 【車】東海北陸自動車道・白鳥ICより国道156号線を北上。左折し県道314号線を西に。さらに右折し県道127号線を北上し、白山中居神社から石徹白川沿いの林道を7kmほどさかのぼります。駐車場からさらに徒歩10分。 |
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白山中居(はくさんちゅうきょ)神社までは途中にスキーリゾート施設があるためか快適な舗装道路です。白山中居神社からは少し狭いですが舗装された林道に入り、石徹白川沿いを進みます。積雪や雨天などで危険なときは通行止めになるようです。
大杉下の駐車場は広くて、トイレ、水場、休憩所があります。ここから420段の石段をフウフウいいながら上るといよいよ待望の「石徹白の大杉」に出会うことができます。
大杉は標高約1000mの高所にあり、周囲は樹木が少なく広い空間になっています。訪問した5月初めはまだ所々残雪が残っていました。国の特別天然記念物に指定されているという大杉で、屋久島の縄文杉が発見されるまでは国内でも有数のスギの巨木で、高知県の「杉の大スギ」と並び、日本の巨樹の代表とされていました。
伝説では、白山を開いた泰澄(たいちょう)大師が、養老元年(717年)白山に登る途中、この辺りで道に迷って飲み水を探していると一匹の熊が現れ、清水へと導き、のどを潤すことができました。そのとき大師は持っていた杉の杖を地に突き刺したものが成長して石徹白の大杉になったといわれています。
「石徹白の大杉」は、美濃禅定道と呼ばれる白山登山のひとつの登山口でもあります。かっては長滝白山神社から登っていましたが、現在はここから別山を経て御前峰に至るコースです。それでも白山山頂まで25kmと余りも長いので、このコースをたどる人は少ないようですが、避難小屋もあり、登山が堪能できます。
訪問した日は本当に好天に恵まれ、素晴らしい「石徹白の大杉」を見ることができました。最近は遠征するといつも雨で少々うんざりしていましたので本当にラッキーでした。
(HP管理者)
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