白山中居神社の森  (岐阜県郡上市) 更新:2009年6月(1)
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白山中居神社の森
中央の石段上が本殿。環境省巨樹巨木林DBによれば、神社には幹周/5 .90m〜6. 92mの杉の巨樹が4本あると記載されていますが実際はもっともっと多い。
白山中居神社の森(本殿背後の杉)
本殿背後の大杉群、幹周もさることながら、圧倒される樹高を誇ります。
白山中居神社の森
本殿向かって左側の大スギ。県文化財図録によれば、本殿の左側ならびに後方のスギは、目通り幹周/8. 9m、8. 3m、8. 0m、10. 3m、7. 6mで、樹高はいずれも25m〜35mとのこと。
白山中居神社の森
これは鳥居から宮川に架かる橋までの参道の両側にそびえる大杉群。
白山中居神社の森(本殿背後の杉) 白山中居神社本殿
本殿背後の最大の大杉。幹周10.3m。 本殿の彫り物は県の重要文化財に指定されています。
白山中居神社鳥居
白山中居神社の入口の鳥居。ここから大杉が始まります。
白山中居神社社殿
大宮殿(右手前)とその奥の石段上に本殿。
白山国立公園(白山中居神社)案内板
名称 : 白山中居神社の森 樹種 : スギ
所在地 : 岐阜県郡上市白鳥町石徹白2-48 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2009/5/1 白山中居神社マップ
指定 : 岐阜県指定天然記念物 (S34年7月23日指定)
アクセス : 【車】東海北陸道・白鳥ICより国道156号を北上、左折して県道314号を西に進み、桧峠を越えて右折し県道127号を北上。駐車場あり。
白鳥から桧峠を越えて右折し、県道127号線を北に行くと正面に白山中居神社の鳥居が見えます。左折して石徹白川沿いにさらに北へ7km進むと「石徹白の大杉」に行くことができます。
 霊峰白山(はくさん)を開いた泰澄(たいちょう)大師が養老年間に社域を拡張したと伝えられ、宮川のせせらぎと樹齢200年〜1000年の大杉140本が境内を囲みます。鳥居から本殿までの参道の両側に大杉が何本もあり、本殿背後には最大巨樹が潜みます。神社背面にひろがる「ブナ原生林」と「浄安杉」も県の天然記念物となっています。
 祭神として伊邪那岐(イザナギ)大神、伊邪那美(イザナミ)大神、菊理媛大神を祀り、明治時代までは神仏混淆であったことが知られています。大杉に囲まれ、しーんとした静けさは、一歩鳥居を出ると喧噪の中という京都などの神社に比べると、神様に近いところという感じがします。
 お参りしてから社殿背後にある「浄安杉」に向かいました。
 かって白山信仰の人々は、美濃国からの道の場合、白山中宮長滝寺(現長滝白山神社、長瀧寺)から、この越前国の白山中居神社を通り白山へと向かいました。
(HP管理者)

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(石徹白の大杉) (石徹白の浄安杉)
     
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No.239