(長野県諏訪市) 更新:2020年12月(29)
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中金子第六天のケヤキ
八十二文化財団HPでは、幹周/7. 55m、樹高/20m、樹齢推定約600年。 幹周実測値/7. 41m。
中金子第六天のケヤキ
宮川の堤防上から撮影したケヤキ。
中金子第六天のケヤキ
大ケヤキの根元部分です。小さなコブがあります。
中金子第六天のケヤキ
大ケヤキの周囲は余り整備されていません。
中金子第六天のケヤキ
中金子第六天のケヤキ説明板 説明板
名称 : 中金子第六天のケヤキ
所在地 : 長野県諏訪市中洲中金子3371付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/27 中金子第六天マップ
指定 : 諏訪市指定天然記念物 (H17年12月26日指定)
アクセス : 【車】中央道・諏訪ICから諏訪バイパスを北に700m、「飯島」を左折し県道183号を南西に500m、右折し500mで左折し200m。道路脇のスペースに駐めて歩きました。
中金子第六天は、宮川の堤防下にあり、堤防上の道を歩きました。説明板にあるようにこの中洲中金子地区には三つの岩波マキがあり、ケヤキはその中の一つのマキの祝神で、御神木として祀られており、根元には第六天が祀られています。
 「マキ」とは、日本における社会構成の一単位で、本家・分家などと呼ばれる同族集団をさします。すぐ近くには、「広辞苑」の出版元である岩波書店創始者の岩波茂雄氏の生誕地がありました。
 「祝神」については、山梨県から長野県にかけて、本家分家関係にある数戸ないし十数戸の家々が合同で祀る神で、イワイデンともイワイジンとも呼ばれます。
 「第六天」とは、元々は神仏習合の時代に第六天魔王(他化自在天)を祀る神社として創建されたもの。明治の神仏分離の際、多くの第六天神社が祭神を変更したそうです。織田信長が自らを「第六天魔王」と書いて武田信玄に書状を送ったことは有名です。
 さて、大ケヤキは太い主幹と横に伸びる細い支幹からなります。幹周実測値は細い支幹は除きました。諏訪市内では、諏訪大社上社境内の社叢の「贄掛の大欅」、「先ノ宮神社のケヤキ」に次いで3番目の大きさを誇ります。
(HP管理者)

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