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名称 : 糸井の大カツラ |
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所在地 : 兵庫県朝来市和田山町竹ノ内 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2007/5/2 |
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指定 : 国指定天然記念物 (S26年6月9日指定) |
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アクセス : JR山陰本線・和田山駅から全但バスで「竹ノ内」下車、徒歩約30分。 【車】北近畿豊岡道・和田山インター前から国道312号を北東に2.5km、「一本柳」交差点を左折し国道9号を4km、「宮田」交差点を右折し県道10号を4.7km、「糸井渓谷」の表示板のある三叉路を直進し6.2km、広場に駐車し林道を900m。 |
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竹ノ内集落からさらに糸井渓谷に沿った林道を奥に進み、「糸井の大カツラ」の標識がある広場に駐車し、左への砂利道を約900m歩くと大カツラに到着します。
「糸井の大カツラ」は、円山川の支流糸井川の作り出す糸井渓谷最奥にある樹齢2000年、幹周19.2m、樹高35mの巨木です。朽ちて空洞となった主幹の周囲を約80本の「ひこばえ」が覆っており、1本の巨樹とは又違った意味での巨樹の素晴らしさを実感させてくれます。全国でもまれなカツラの巨樹で、新緑の頃が特に素晴らしいと思います。ベンチやトイレもありゆっくりと見学できます。
説明板では、昔この地方の「おお日照り」に際し名僧を招き雨乞いをしたところ、この木に法衣をかけて祈願し干害を救ったと伝えられているところから、土地の人はこの木を
「衣木(ころもぎ)」または「大木(おおぎ)さん」と称して尊んでいる、とあります。主幹があった場所は大きな空間となっており、幹周19.2mといっても本当の意味の幹周りではありません。
この場所は東床尾山への登山口にもなっており、ハイカーの絶好のビューポイントとなっているようです。この日は糸井の大カツラ→和池(わち)の大カツラ→兎和野(うわの)の大カツラ→別宮(べっく)の大カツラとカツラばかりを巡りました。
(HP管理者) |
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