(大阪府八尾市) 更新:2009年3月(7)
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渋川神社のくす
JR八尾駅前にほど近い「渋川神社の楠」。幹周/7. 9m、樹高/24m、樹齢/伝承千年。
渋川神社のくす
立派な大クスなんですが、周囲には民家が建て込んでおり、写真のように常に民家が写りこんでしまいます。
渋川神社のくす(八尾市保存樹)
八尾市の保存樹に指定されているクスノキ。幹周/5. 0m、樹高/15m。右後方に「渋川のくす」が見えます。
渋川神社のくす 渋川神社由緒石碑
(上)渋川神社の由緒を記した石碑。

(左)大阪府の天然記念物「渋川神社のくす」全景。
名称 : 渋川神社のくす
所在地 : 大阪府八尾市植松町3-3 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2009/2/7 渋川神社マップ
指定 : 大阪府指定天然記念物 (S45年2月20日指定)
アクセス : JR大和路線・八尾駅南口から南東に100m。
「渋川神社のくす」は、「玉祖神社のくす」、「善光寺のくす」と共に八尾市に3本ある大阪府の天然記念物に指定された大クスのひとつです。
 右上の写真の石製の由緒書きにあるように平安時代中期の延喜式に記された式内社で、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、饒速日尊(にぎはやひのみこと)などを祀っています。もとは旧大和川の東側にありましたが、洪水で流失し当地に移転したといいます。元亀3年〜4年(1572〜3年)頃といいます。
 大クスは神社の北の端に境内をはみ出すように立っています。JR八尾駅を降りて南東に行くとすぐに目に入りますが、商店・住宅が建て込んだ町中で、あまり巨樹にふさわしい土地とはいえないようです。
 境内は結構広くて、府の天然記念物の大クス以外にも本殿裏に大きなクスがもう1本あり、八尾市の保存樹に指定されています。
(HP管理者)

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