(京都市上京区) 更新:2016年5月(5)
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雨宝院の御衣黄桜
御衣黄桜】 薄緑色をした美しい桜です。
雨宝院の御衣黄桜
山門の横に塀越しに咲いています。
雨宝院の御衣黄桜
満開の御衣黄桜です。
雨宝院の御衣黄桜
細い道路の上立売通りに面して雨宝院はあります。
雨宝院の歓喜桜
歓喜桜】 御室仁和寺の御室有明と同じ種類の桜とのこと。
雨宝院の観音桜
観音桜】 これも歓喜桜と同じ御室有明とのこと。
雨宝院の観音桜
「観音桜」
雨宝院の歓喜桜・観音桜
狭い境内は桜の花で覆われます
雨宝院の歓喜桜・観音桜
名称 : 雨宝院の御衣黄桜
所在地 : 京都市上京区智恵光院通上立売上ル聖天町9-3 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/4/12、15 雨宝院マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 市バス「今出川浄福寺」下車、北に徒歩5分。 
雨宝院(うほういん)は通称「西陣の聖天さん」と呼ばれる高野山真言宗の寺院です。平安時代初期の弘仁12年(821年)、弘法大師が嵯峨天皇の御脳平癒のために、玉体と御等身の歓喜天を一刀三礼して造られた歓喜天(聖天)を安置した大聖歓喜寺が始まりと伝えられています。東寺と共に皇城鎮護の寺院として栄えた大伽藍であったそうです。応仁の乱で荒廃しましたが、天正年間に再興されました。
 狭い境内には12本の桜があり、訪問した日は天を被うように桜の花が被っていました。本堂前の桜は「歓喜桜」といい、御室仁和寺の八重桜と同種のもの(御室有明)で、根元から八重の花が咲きます。また「観音桜」も同じ「御室有明」といわれます。他にも「紅枝垂れ桜」や「松月」があります。
 山門近くにあるのが古くから知られた「御衣黄桜」で、大変珍しい薄緑色の花を咲かせる八重桜です。満開時期は歓喜桜よりも3〜4日遅れるようです。山門前の通りから見るのが良いようです。
 狭い境内ですが、最近有名になってきたようで、団体の観光客が来ると満員で写真が撮れないことも。
 近くには「慧光寺のイチョウ」、「浄福寺のクロガネモチ」といった巨樹もあります。
(HP管理者)

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