(京都市上京区) 更新:2009年7月(9)
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京都御苑・宗像神社の楠
京都御苑の中にある宗像神社の楠。樹齢400年とされています。
宗像神社の楠 宗像神社の楠
宗像神社の南東端にある大楠です。 宗像神社の鳥居の傍にあります。
宗像神社の楠2
宗像神社の社殿の左奥に大楠が見えます。社殿の中なので根元付近は見えませんが。
宗像神社の楠2
もう1本の大楠は京都市の「区民誇りの木」になっており、幹周/8. 57m、樹高/24. 5m、樹齢/600年。
京都御苑・下立売御門付近のクスノキ 下立売御門付近の楠。大きな樹冠が特徴。
京都御苑・下立売御門付近のクスノキ 上と同じ下立売御門付近の楠で、幹周/2. 76m、樹高/12.3m。
名称 : 京都御苑・宗像神社の楠
所在地 : 京都市上京区京都御苑内 (宗像神社) ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2004/3/28、、2009/5/23 京都御苑マップ
指定 : 国民公園、区民誇りの木
アクセス : 京都市営地下鉄・丸太町駅より徒歩1分、今出川駅から徒歩1分。
京都御苑内にある宗像神社は、延暦14年(795年)藤原冬嗣公が桓武天皇の命によって、皇居鎮護の神として祀られたのが始めです。主祭神は宗像大神で、多紀理比売命(たきりひめのみこと)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、 市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)の御三姫の大神です。
 大楠は2本あり、1本は鳥居を入った右手にあります。樹齢400年といわれており、明治始めの植生がほとんどの御苑の樹木中ではひときわその樹齢が注目されます。このクスにはアオバズクが営巣していることでも有名。
 もう1本大楠は社殿内部にあり、外側からはその3本に分かれた大枝しか見えません。一瞬でしたが、大楠を撮影中に社殿の戸が開けられ大楠の根元部を見ることができました。
 クスノキは御苑の中にも多く見ることができ、特に下立売御門付近の楠は根元から何本もの大枝が伸び、大きな樹冠を作っているのが印象的でした。
 春には以前紹介した「近衛邸跡の枝垂れ桜」や「出水の枝垂桜」が咲き、梅林・桃林もあり一斉に花が開く様は本当に京都はいいなーと思わせます。近衛邸跡の池にはカワセミが飛来するとのこと。シンジラレナーイ。凝華洞跡のイチョウ清水谷家の椋も見て下さい。
(HP管理者)

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No.257