(京都市上京区)
(きょうとぎょえん・ぎょうかどうあと) 更新:2009年7月(7)
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京都御苑・凝華洞跡のイチョウ
京都市の区民誇りの木にも指定されている「凝華洞跡のイチョウ」です。幹周/5. 28m、樹高/23m。
凝華洞跡のイチョウ
御所の建礼門前の大通りの東側、少しだけ小高くなった丘の上にありよく目立つ巨樹です。
京都御苑・九條池のイチョウ 京都御苑・九條池のイチョウ
御苑の南端、堺町御門近くの九條池のそばにあるイチョウの巨樹で、幹周/5. 53m、樹高/29m。京都御苑の中で最も幹周が太い樹木といわれます。
京都御苑・母と子の森のイチョウ 京都御苑・寺町御門のイチョウ
母と子の森のイチョウ。幹周/4. 92m、樹高/26m。  ●寺町御門が後方に見えるイチョウの木。
名称 : 京都御苑・凝華洞跡のイチョウ
京都御苑の所在地 : 京都市上京区京都御苑内 (凝華洞跡) ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2005/4/16、2009/5/23 京都御苑マップ
指定 : 国民公園、区民誇りの木
アクセス : 京都市営地下鉄・丸太町駅より徒歩1分、今出川駅から徒歩1分。
国民公園・京都御苑の巨樹紹介の第1回目は「凝華洞跡のイチョウ」です。京都御苑発行の「自然と歴史」という冊子の中で紹介されている御苑の「巨樹・巨木ベスト10」の第4位に選ばれています。「国民公園」とは、戦前の旧皇室園地が国の帰属となり、皇居外苑、京都御苑、新宿御苑の三ヶ所が公園化されたものです。京都市の中にありながら、一歩公園に足を踏み入れるとその緑と、広々とした開放感は何ともいえないものがあります。
 「凝華洞跡」は、京都御所・建礼門から南に延びる大通りの東側にあり、かっての屋敷跡です。幕末の時、京都守護職・松平容保(かたもり)は、屋敷に帰れない時に宿舎として使用していました。
 少し小高くなった丘の上に「凝華洞跡のイチョウ」はあります。最近下部が枝打ちされたようです。ちなみに京都御苑最大の巨樹は、九條池の近くにあるイチョウの巨樹ですが、周りを樹木に囲まれており、見通しが悪く気が付きにくい位置にあります。御苑の樹木については他にも「清水谷家の椋」、「出水の枝垂桜」「宗像神社の楠」、「近衛邸跡の枝垂れ桜」を掲載しています。
(HP管理者)

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No.255