海住山寺のヤマモモ  (京都府木津川市) 更新:2010年10月(10)
(かいじゅうせんじ) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

海住山寺のヤマモモ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 9m、樹高/12m。京都府で最大のヤマモモの巨樹です。
海住山寺のヤマモモ
ヤマモモの前にある標識には「京都の自然200選 ヤマモモ」とあります。
海住山寺のヤマモモ
ヤマモモ全体をとろうとしたのですが、周囲に樹木が多くて。
海住山寺の本堂と良弁杉 海住山寺の五重塔
良弁杉(幹周/3. 85m、樹高/24m)。後方は本堂。  ●国宝の五重塔。日本で2番目に小さい五重塔です。
名称 : 海住山寺のヤマモモ
所在地 : 京都府木津川市加茂町例幣海住山20 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/10/2 海住山寺マップ
指定 : 京都の自然200選
アクセス : JR関西本線・加茂駅からタクシーで約10分。または、奈良交通バス「和束町小杉」方面行きで「岡崎」下車、徒歩30分。 【車】国道163号「海住山寺口」交差点を北に2.1km。駐車場あり。
海住山寺は、天平7年(735年)聖武天皇により創建されたと伝わります。一時寺観が失われていたものを承元2年(1208年)に解脱上人により中興されたものです。現在は真言宗に属し、本尊は十一面観世音菩薩。境内には国宝の五重塔や重要文化財の文殊堂がある名刹です。
 特に五重塔は、建保2年(1214年)に解脱上人の衣鉢を継いだ覚真によるもので、小さいながらもよく整った外観を持ち、心柱が初層で止められている点は著名です。五重塔でありながら、高さがわずか17.1mしかなく、屋外にあるものとしては室生寺の五重塔に次いで日本で2番目に小さい塔です。
 ヤマモモは本堂の右手にあり、周囲が石柱などで囲まれており、自由に入ることができません。ゆえに巨樹の写真としては、邪魔な葉などが写り込み良い写真になりませんでした。新日本名木100選では、ヤマモモは徳島県の「由岐のヤマモモ」のみが取り上げられているだけです。
 海住山寺までの坂道は急坂で、車で行くとなると初心者では運転が大変なほど。歩くとなると30分以上のハイキングを覚悟しなければなりません。
(HP管理者)

BACJK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(鷺の森のケヤキ) (西浦の小町カヤ)
     
京都府  ヤマモモ   新日本名木100選
     
No.403