(神戸市東灘区 更新:2010年10月(9)
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鷺の森のケヤキ
現地説明板では、幹周/5. 25m、樹高/16m、樹齢/約800年。(H29年倒壊)
鷺の森のケヤキ
鷺森八幡神社境内の南側にケヤキはあり、周りを花壇が囲んでいます。
鷺の森のケヤキ
鷺の森のケヤキ 鷺宮八幡神社
鷺宮八幡神社社殿
ツマグロヒョウモン
鷺の森のケヤキの全景 ケヤキの周りの花壇にいたツマグロヒョウモンの雌
名称 : 鷺の森のケヤキ
鷺宮八幡神社の所在地 : 神戸市東灘区本山北町6-2-28 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/9/20 鷺宮八幡神社マップ
指定 : 神戸市指定天然記念物 (H11.2.24指定、H30.3.16指定解除)
      市民の木、神戸の名木にも指定。
アクセス : 阪急神戸線・岡本駅から東に徒歩約10分。
阪急電車の岡本駅から東に歩いて10分ほどの所に鷺宮(さぎのみや)八幡神社があり、その境内に「鷺の森のケヤキ」があります。八幡神社は天照大御神、八幡大神などを祀っています。前回の「保久良神社のヤマモモ」で紹介した保久良神社の御旅所として末社ともなっています。
 現地の説明板によれば、「神社周辺は、いまは住宅街になっていますが、かっては鬱蒼とした森で『鷺の森(さぎのもり)』と呼ばれていました。明治初め頃の文献によると、幹廻り5mのスギをはじめ、87本もの木が生い茂っており、昼なお暗かったようです。その森も明治初年頃から徐々に切り開かれて、昭和6年には、このケヤキ1本が残るのみになりました。」とありました。
 ケヤキの周囲は花壇になっており、たまたまツマグロヒョウモンの雌がいたので写真に撮り「いきものみっけ」に登録しました。COP10が名古屋で始まります。いろんな生物がいてこそ地球環境が保たれていることをひろめて欲しいものです。
(HP管理者)
鷺の森のケヤキは、2017年10月22日夜に接近した台風21号の強風で根元から倒れてしまいました。1995年の阪神淡路大震災の後、倒れる危険から市が伐採を検討したが、住民側が猛反対し残りました。幹をワイヤで支え、根元を花畑にして踏み固めないようにするなどし、大切に守り続けたのですが台風には勝てなかったようです。(2018/6/4追記)

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No.402