大将軍神社のイチョウ  (京都市東山区) 更新:2010年7月(7)
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大将軍神社のイチョウ
幹周/4. 1m、樹高/25. 5m、樹齢/伝承800年。京都市の区民誇りの木に指定されています。
大将軍神社のイチョウ
大将軍神社の社殿とイチョウ。社殿の内部にあり、根元部分は見えません。春浅くまだ若葉も芽生えたばかり。
大将軍神社のイチョウ 大将軍神社のイチョウ
神木の提灯がかかったイチョウの前。 大きくはないが印象に残るイチョウです。
名称 : 大将軍神社のイチョウ
所在地 : 京都市東山区三条大橋東3丁目下ル長光町640 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/4/3 大将軍神社マップ
指定 : 京都市指定・区民誇りの木
アクセス : 京阪電車・三条駅から東に300m、徒歩5分。
京阪三条駅から東に三条通を300m足らず歩き、右に折れるとすぐに大将軍神社があります。説明板によれば、「大将軍神社は素盞鳴命(すさのおのみこと)を主神とし、相殿に関白藤原兼家を祀る。桓武天皇が平安京を造営した際、大内裏鎮護のため四方四隅に祀られた大将軍神社のうちの東南隅の一つである。特に平安京東のこの地は、三条口の要地にあたり、邪霊の侵入を防ぐ意を以て重要視されてきた。このあたりに建てられた藤原兼家邸は、応仁の乱で廃壊したが、境内に東三條社として名跡をとどめている。又、樹齢800年と伝える銀杏の大樹があり、かっては鵺(ぬえ)の森とも呼ばれ、源頼政の鵺退治の伝説を偲ばせる。」とあります。
 四月の初めで、大イチョウはまだ若葉が出たばかりですが、そのために枝の様子がよく分かります。根元部分は御神木とされているためか塀に囲まれていてよく見えません。境内にはもう一本、区民誇りの木に指定されている「エノキ」があります。この大将軍神社のように、京都の町にはまだ平安時代の香りがあちこちに残っています。
 近くには「青蓮院の楠」、「知恩院のムクロジ」などの巨樹・巨木があります。
(HP管理者)

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