(三重県津市) 更新:2006年7月(1)
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椋本の大ムク
「椋本の大ムク」は、環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/9. 5m、樹高/16m、樹齢は1500年以上。
椋本の大ムク
明治初めに強風で幹の北側3分の2が裂けて倒れてしまいました。その跡が今も生々しく残っています。
椋本の大ムク
ムクノキとしては全国2位の幹周を誇る国の天然記念物です。ちなみに日本一は「三日月の大ムク」です。
椋本の大ムク
椋本の大ムク
光月寺のクロガネモチを訪問時に撮影しました。(*)
椋本の大ムク 新・日本名木百選の碑
支えの木の多さが古木である証。 「椋本大椋」として新・日本名木百選にも選ばれています。
椋本の大椋 説明板
名称 : 椋本の大ムク  
所在地 : 三重県津市芸濃町椋本692 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2006/5/6、2015/9/11(*) 椋本の大ムク マップ
指定 : 国指定天然記念物 (S9年1月22日指定)
      新日本名木100選
アクセス : JR又は近鉄の津駅から椋本行き三重交通バスで40分、終点「椋本」下車、徒歩5分。  【車】伊勢自動車道・芸濃ICから西に約2km、約5分で着きます。駐車場あり。
安濃川を見下ろす台地の斜面に「椋本の大ムク」はあります。平安時代初期、嵯峨天皇の頃(809〜822)、征夷大将軍・坂上田村麻呂の家来・野添大膳(のぞえだいぜん)父子は流浪の身となったが、小野篁(おののたかむら)の好意で伊勢路に逃れ、この地に至り巨大なムクの木を見つけ、その下に草庵をつくって住んだのが地名「椋本」の発祥だと言い伝えられています。当時既に幹周りが9mを超えていたといいます。
 大ムクの裏側に回り込むと、明治初期の暴風で折れた部分が痛ましく残ります。もしこの部分が折れていなければ、今の倍以上の太さがあり、大変な巨樹であったと思われます。現在も国の天然記念物であり、新日本名木100選にも選ばれており、日本を代表するムクノキの巨木です。
 駐車場の側には「光月寺のクロガネモチ」があります。
(HP管理者)

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