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名称 : 長姫のエドヒガン(安富桜) |
●開花状況 : 満開 |
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所在地 : 長野県飯田市追手町2-655-7 (飯田市美術博物館) |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2017/4/12 |
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指定 : 長野県指定天然記念物 (S42年5月22日指定) |
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アクセス : JR飯田線・飯田駅から東に約1.2km、徒歩23分。 【車】中央道飯田ICから左折し西に500mで右折、国道256号を3.7km、「本町2・3丁目」を右折し700m。美術博物館の駐車場があります。 |
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飯田市とその周辺の信州南部には、樹齢が300年を超える古い桜や樹形のすばらしい「1本桜」が数多く残っており、有名無名をあわせて100本を超えるという説もあります。
その飯田市の桜の中でもメインとも言えるエドヒガン桜の巨木です。今回の飯田市のサクラ訪問はこの安富桜の満開の時期を狙い計画しました。ところが4月11日に飯田市に着いたものの大雨で撮影不可能。翌12日の訪問となりました。
飯田市美術博物館の前庭にある幹周6.4m、樹高約20mの巨大な江戸彼岸桜が安富桜です。「長姫のエドヒガン」が県の天然記念物指定名称ですが、通称の「安富桜(やすとみざくら)」の方が有名なようです。安富桜と呼称されるのは、この地が飯田城主代々の家老であった安富氏の邸址であったためです。
安富桜が植樹されたのは、初代藩主堀親昌(ほりちかまさ)が寛文12年(1672年)に下野国烏山藩より信濃飯田藩へ転封となったときと推定されており、樹齢350年ということになるのですが。
明治初年に飯田城は徹底的に取り壊され売却され、その後大正10年(1921年)に飯田長姫高校がこの地に創設されます。その後高校は鼎に移転し、現在は美術博物館ができています。
とにかく巨大な桜で、全体を写すのが大変なほど。また周囲には有名な桜がいっぱい。ぜひ見て欲しいのは、「桜丸御殿址の夫婦桜」、「愛宕神社の清秀桜、千代蔵桜」ですね。
(HP管理者) |
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