(長野県飯田市) 更新:2017年4月(14)
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普門院跡の糸桜
飯田城跡の「桜丸御殿址の夫婦桜」から「黄梅院の紅しだれ桜」に行く途中に見つけました。
普門院跡の糸桜
「仲ノ町」の地名は、江戸町と馬場町の間にあったので、この名がついたととのこと。
普門院跡の糸桜
小堂(弘法堂)の横には堀成子の歌碑と枝垂れ桜があります。枝垂れ桜は三代目とのこと。
普門院跡の糸桜
かっては侍屋敷が並んでいたようですが、今はその面影はほとんんどありません。
普門院跡の糸桜
普門院跡の糸桜説明板 普門院跡糸桜歌碑説明板
名称 : 普門院跡の糸桜 開花状況 : 満開
所在地 : 長野県飯田市仲ノ町352-10 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/12 普門院跡マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR飯田線・桜町駅から南に950m、徒歩20分。 【車】中央道飯田ICから左折し西に500mで右折、国道256号を3.9km、「中央通り2・3丁目」を右折し300mで左折し、150mで右折し350m。駐車は中央公園の市営駐車場に。
江戸時代ここには月山寺普門院という寺院があり、飯田城より鬼門に当たるところから城主累代の祈願時として信仰が篤く、城主堀氏は寺領を寄進し広大な寺領を有していました。また寺の庭の枝垂れ桜が見事なところから、堀氏10代目の親宝(ちかしげ)の室成子(しげこ)の詠んだ糸桜の歌碑が残されています。
 明治4年の神仏分離令で普門院は解体され、諸仏・伽藍は鼎の願王子に移されました。成子の詠んだ桜は一代目でしたが、桜は巨木となったものの明治41年の暴風で倒壊してしまいました。
 その実生から二代目が育ち、現在の桜は三代目とのことです。すぐ北側には「黄梅院の紅しだれ桜」をはじめ、多くの寺院に美しい枝垂れ桜を見ることができます。枝垂れ桜から道路を挟んだ南側には、かって普門院の鎮守であった普門院天満宮が今も残されています。
(HP管理者)

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