(長野県諏訪市) | |
(すわたいしゃかみしゃほんぐう) | ●更新:2021年1月(2) |
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●【ケヤキ1】 東参道から入ってすぐ右手のケヤキで、環境省DBでは、幹周/5. 70m、樹高/37m。 幹周実測値/5. 79m。 | |
●【ケヤキ1】 東側に大きなコブが一つあるのが特徴です。 | |
●【ケヤキ1】 本殿に詣る東参道からの回廊は工事中でした。 | |
●【ケヤキ2】 環境省DBでは、幹周/6. 60m、樹高/15m。 幹周実測値/6. 49m。 | |
●【ケヤキ2】 駒形屋のすぐ西にあるケヤキで、主幹は10mほどで切られています。コブだらけのケヤキです。 | |
●【ケヤキ3】 環境省巨樹巨木林DBには登録されていないようです。 幹周実測値/5. 38m。 | |
●【ケヤキ3】 根が異常に長く伸びているのが特徴です。 | |
●【サワラ】 環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 80m、樹高/27m。 | |
●【サワラ】ケヤキ2のそばにあります。 | |
●長野県天然記念物の説明板。 |
● | 名称 : 諏訪大社上社本宮のケヤキ・サワラ | |
● | 所在地 : 長野県諏訪市中洲宮山1 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2020/10/27 | |
● | 指定 : 長野県指定天然記念物 (S39年8月20日指定) | |
● | アクセス : 【車】中央道・諏訪ICから国道20号諏訪バイパスを北に700m、「飯島」を左折し県道183号を南西に1.7km、「神宮寺」を右折し100mに駐車場あり。 | |
● | 諏訪湖に面して北と南に向かい合うように諏訪上社と諏訪下社があります。もともとは別の二つの神社が統合され、明治以降に「諏訪大社」と呼ばれるようになりました。信濃国の一之宮で、全国にちらばる1万社にも及ぶ諏訪神社の総本社です。 諏訪大社は、上社が本宮と前宮、下社が春宮と秋宮という二宮からなり、二社四宮という特殊な形態をもち、さらに謎めいた特異な祭祀をいくつも抱えています。特に全国的にも有名なのは「御柱祭」です。 ここ上社本宮は二社四宮の中心ともいうべき存在です。 国の重要文化財に指定されている社殿は、拝殿を含めて16棟もあります。 境内の中央に建つ荘厳な弊拝殿は、諏訪造りとも呼ばれる本殿を持たない独特の様式です。では本殿の代わりのご神体は何でしょうか。 かっては大祝がご神体とされていましたが、明治政府により神官の世襲制度が廃止され大祝はその職を解かれました。現在公式ホームページでは、「上社は御山を御神体として拝しております。」とあります。 上社背後の「守屋山」をご神体とする説もあるようですが、守屋山は禁足地では無く、誰もが登れる普通の山ですから、ご神体とするには問題がありそうです。 社叢は県の天然記念物に指定されており、滅びつつある天然落葉樹林の林相が保存されている貴重な樹叢です。特にケヤキの巨樹が多く、前回紹介の「贄掛の大欅」の周囲に幹周5mを超すケヤキが3本ありました。またサワラ、スギの巨樹もあります。 ちょっと話はそれますが、諏訪大社の公式ホームページを見ていて気がついたことに御祭神の名前が書いてないのです。最初のページに「諏訪明神は古くから風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神として、また武勇の神として広く信仰され、現在は生命の根源・生活の源を守る神と崇められております。」とあり、「建御名方神(たけみなかたのかみ)」も「八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)」も出てきません。やはり「諏訪大明神」が御祭神のようですね。 上社本宮では、他に「五本杉」、「宮之脇のカヤ」を紹介しています。 (HP管理者) |
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(贄掛の大欅) | (上社本宮の五本杉) | |
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No.2182 | ||