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名称 : 円通寺の寿の松 |
●樹種 : アカマツ |
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所在地 : 岡山県苫田郡鏡野町寺和田1466 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2019/5/11 |
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指定 : 鏡野町指定天然記念物 (アカマツ H19年4月27日指定) |
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アクセス : 【車】中国道・院庄ICから国道179号を北に4.5km、香々美川を渡る手前を右折し県道392号を4.8km、県道沿いにお寺の駐車場あり。駐車場から徒歩10分。 |
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圓通寺は元・総持院と号し、弘仁7年(816年)弘法大師により開創された、作州密宗最古の寺院で、古くから「西の高野」或いは「作州の高野」又は「二ノ宮高野神社の奥の院」とも称されました。
戦国時代の永禄年中、福田玄蕃勝昌(毛利の武将)枡形に城を築き寺を外衛としていましたが、天正7年落城とともに寺も全焼しました。時の院主成瑜法印は焼跡に草庵を結び、法孫覚清上人がこれを再建し、現在に至っています。
なかなら立派な寺院で、参道には大桜(円通寺の一本桜)があり、本堂前にはアカマツの巨樹「寿の松」があります。もちろん5月中旬ですから桜はとうの昔に散っていました。大桜は主幹が折れており、大分弱っているようです。
寿の松の方は大きく枝を四方に広げており、とても元気そうです。松食い虫の被害が広がっていますので、十分注意してほしいものです。
近くには「中島のイチョウ・ギンモクセイ」、「問屋のカゴノキ」があります。
(HP管理者) |
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