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名称 : 大町の西条柿 |
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所在地 : 岡山県苫田郡鏡野町大町104 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2019/5/11 |
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指定 : 鏡野町指定天然記念物 (S47年4月1日指定) |
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アクセス : 【車】中国道・院庄ICから国道179号を北に4.5km、香々美川を渡る手前を右折し県道392号を8.1km、直進し県道75号を北東に1.8km。道路脇に車を止めて100m舗装道を登ります。 |
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県道75号線の道路沿いに「大町の西条柿」の案内板があります。「大町の西条柿」はそこから山手に100mほど登ったところにありますが、道が狭いので車では行かないようにしてください。
この「大町の西条柿」は県下最大のカキの木で、根元周囲4.50m、枝張り東西20.17m、南北14.65m、地上約0.9mあたりで東西2枝に分岐していましたが右側は折れています。
宮誠而氏著の「日本一の巨木図鑑」によると、広島県庄原市の「川北の大柿」が落雷で半壊したため、この「大町の西条柿」が日本一のカキノキになったとのこと。宮氏の測定では、幹周/M4.25m(地上0.5mを測定)となっています。
根元には接木の跡があり、西条柿が接がれたものと思われます。樹勢はなお旺盛ですが、年々柿の実は少なくなっているようです。
西条柿は広島県の西条(現東広島市)が原産と言われ、その地名が名前となっています。東広島市にある長福寺に西条柿の古い記録があり、それによると800年も昔からあったとされているようです。関西では広く栽培されている品種で、渋柿ですが渋抜きして甘みを引き出す「あわし柿」や完熟させた「づくし柿」、天日干しの「つるし柿」に加工して出荷されます。津山市周辺はこの西条柿の一大産地です。
すぐ近くには「新免のイチョウ」があります。
(HP管理者) |
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