(岡山県鏡野町) | ●更新:2019年7月(18) |
(なかしま) | ●巨樹と花のページ・トップ ●都道府県別リスト ●樹種別リスト |
|
●【中島のイチョウ】 「デジタル岡山大百科」によれば、根回り5.5m、目通り周囲4. 2m、高さ約30m、推定樹齢300年。 | |
●イチョウは雌株で、幹周実測値/4. 14m。 | |
●【ギンモクセイ】 「デジタル岡山大百科」によれば、根元周囲3. 65m、樹高約11m、樹齢推定300年。 | |
●【ギンモクセイ】 地上よりおよそ5本の枝に分かれて伸びています。 | |
●【ギンモクセイ】 左後方にキンモクセイが見えます。 | |
●大庄屋・中島家の白壁と門。内部は公園になっています。 | |
●「新町宿場町」の説明板。ここは旧倉吉街道の宿場町でした。 | |
● | 名称 : 中島のイチョウ・ギンモクセイ | |
● | 所在地 : 岡山県苫田郡鏡野町香々美454付近 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/5/11 | |
● | 指定 : 鏡野町指定天然記念物 (イチョウ H3年5月1日指定 ギンモクセイ S65年4月1日指定) |
|
● | アクセス : 【車】中国道・院庄ICから国道179号を北に4.5km、香々美川を渡る手前を右折し県道392号を3km、香々美小の北側を右折し500m。集会所に駐めました。集会所から50mほど。 | |
● | 「デジタル岡山大百科」によれば、中島のイチョウは、香々美の中島家大庄屋跡にある大木で、秋の黄葉は近隣からよく眺められ、昔より、中島のイチョウが黄になったら麦を蒔けといわれてきたものです。雌株でギンナンを毎年多く実らせ、推定樹齢300年の町内最大のイチョウとあります。 また邸跡にはギンモクセイの巨木もあり、樹令推定300年。モクセイは中国の原産で、日本に移入されたものが雄株だったため、本樹も雄株で実を結ぶことはないそうです。近くにはキンモクセイもありました。 新町は旧倉吉街道の宿場町で、津山から行くと第一の宿場だったので、馬の乗り継ぎや、荷物や人足の世話をする問屋や旅籠(はたご)もあり、街道は終日賑わったそうです。 イチョウとギンモクセイある広い場所は、元々香々美構(かまえ)大庄屋の屋敷跡です。山名氏重(因幡守護)の後裔岸本秀が居をかまえ、その子新兵衛が大庄屋となり、その子孫代々大庄屋を勤めましたが、延亨3年(1745年)断家し、中島政温がその後をうけて大庄屋を勤め、明治維新を迎えたといいます。 残念ながら屋敷の遺構は残っておらず、わずかに小さな門と塀が残るのみでした。道路を隔てて「問屋のカゴノキ」があります。 (HP管理者) |
|
|
(古川神社のシラカシ) | (問屋のカゴノキ) | |
■ 岡山県 | ■ イチョウ ■ モクセイ | ■ 新日本名木100選 |
No.1913 | ||