(岡山県奈義町) | ●更新:2009年12月(1) |
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●現地説明板では、幹周/12m、樹高/45m、樹齢/推定900年。環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/13. 48m。 |
●雄株であり実(銀杏)はなりません。浄土宗開祖・法然上人のお手植えとの伝承があります。 |
●「天然記念物 菩提寺の公孫樹」の石碑と地上すれすれまで垂れ下がった乳(気根)。他にも多数の乳が見られます。 |
●麓の「河原大イチョウ」は黄葉が盛りなのに、山上の菩提寺のイチョウはまだ一部が黄葉しているだけ。 |
●北側(祠がある方の裏側)みた大イチョウ。 | ●多くの大枝が立ち上がっている。 |
●菩提寺の本堂 | ●「天然記念物 大イチョウ」の説明板 |
●(左)町の天然記念物「菩提寺の広葉杉」。大イチョウの左手にありますが、どうしても目立たない。 ●(上)町の天然記念物「菩提寺の山梨」。駐車場のそばにあります。 |
● | 名称 : 菩提寺のイチョウ | |
● | 所在地 : 岡山県勝田郡奈義町高円1532 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2009/11/15 | |
● | 指定 : 国指定天然記念物 (S3年1月18日指定) 新日本名木100選 |
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● | アクセス : 中国自動車道・美作ICから車で20分。駐車場あり。 | |
● | 例年ならちょうど黄葉の時期を迎える「菩提寺の大イチョウ」ですが今年は遅れており、11月15日では南側の方が少し黄葉している程度でした。ちなみに黄葉の盛りは11月29日前後だったそうです。 浄土宗の開祖・法然上人が幼少時にこの寺に修業に連れて来られたとき、杖にしていた阿弥陀堂のイチョウの枝を学問成就を祈願して挿したところ、芽吹いてこの大樹に育ったといわれています。 菩提寺は那岐山(なぎさん)中腹にある山岳寺院で、奈良時代に役の小角(えんのおずぬ)によって開創されて以来多くの変遷を経てきました。江戸時代は荒廃しましたが、明治になり法然上人ゆかりの寺院であることから浄土宗により再興が図られました。 大イチョウは岡山県最大の巨樹で、奈義町では最大の観光スポットになっています。道路も整備されており、駐車場もあり、途中には「那岐山麓山の駅」というリゾート設備もあります。今回の巨樹訪問は、法然上人ゆかりのイチョウを訪ねて、「河原大イチョウ→阿弥陀堂の大イチョウ→菩提寺のイチョウ→誕生寺の大イチョウ」と回りました。 (HP管理者) |
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(河原大イチョウ) | (西本願寺のイチョウ) | |
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No.299 | ||