(京都市下京区) | ●更新:2009年12月(2) |
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●西本願寺御影堂(ごえいどう)前にある大銀杏。幹周/6. 5m、樹高/7. 0m、西本願寺のHPによれば樹齢約400年。「水吹き銀杏」、「逆さ銀杏」とも呼ばれています。 |
●大修復が終わった御影堂の大屋根をバックにした大イチョウ。横に大きく広がった独特な樹形をしています。 |
●幹はどっしりとして貫禄十分。江戸時代の大火の時に水を吹きだしたので「水吹き銀杏」の名があります。 |
●御影堂堂門から見た大イチョウ。御影堂大屋根のカーブが見事です。 |
●御影堂(左手前)と阿弥陀堂(中央奥)とその前にある2本の大イチョウ。多くの参拝者が訪れています。 |
●【阿弥陀堂前の大イチョウ】幹周/3. 97m、樹高/16. 5m。京都市の保存樹に指定されています。 |
●【阿弥陀堂前の大イチョウ】 左は幹部分。右は大イチョウと背後には阿弥陀堂。 | |
●国宝「唐門」。伏見城から移築したものです。 | ●東北隅にある太鼓楼。時刻を知らせる太鼓があります。 |
● | 名称 : 西本願寺のイチョウ | |
● | 所在地 : 京都市下京区堀川通花屋町下ル | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2009/11/23 | |
● | 指定 : 御影堂前 市指定天然記念物 (S60年6月1日指定) : 阿弥陀堂前 市指定保存樹 (H15年3月1日指定) |
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● | アクセス : JR京都駅から北東へ徒歩約15分。市バス「西本願寺前」下車すぐ。 | |
● | 本願寺は、浄土真宗本願寺派の総本山で東本願寺と対比の意味で西本願寺と呼ばれています。写真で紹介した唐門や御影堂など国宝、重要文化財が数多くあります。浄土真宗宗祖・親鸞の末娘「覚信尼」により文永9年(1272年)京都大谷に造った「大谷廟堂」が本願寺の起源とされています。以後石山本願寺など幾多の変遷を経てきました。 1592年顕如上人は豊臣秀吉により現在の地が与えられ本願寺が再建されましたが、1602年に徳川家康により教如上人に東本願寺の地が与えられ、ここに本願寺が東西に分裂したわけです。西本願寺全体が世界文化遺産「古都京都の文化財」に指定されています。 「御影堂前の大イチョウ」は、江戸時代中期・1788年の「天明の大火」の際に水を吹いて御影堂を守ったということから「水吹き銀杏」の別名が付けられています。阿弥陀堂前にも市保護樹に指定された大イチョウがあり、秋の黄葉時には参拝者の目を楽しませています。 また国宝・唐門のすぐそばには龍谷大学(大宮学舎)のイチョウもありますので訪問の折りには一見を。 (HP管理者) |
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