龍王神社のアコウ  (和歌山県日高郡美浜町) 更新:2007年1月(3)
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龍王神社のアコウ
龍王神社の境内のほとんどを占めるアコウの巨樹。幹周/8.8m、樹高/9m、樹齢/350年。 
龍王神社のアコウ
斜めに伸びる大枝には大きな瘤がたれています。まるで竜の首、人の腕の血管のようにも見えるアコウの奇樹です。
龍王神社のアコウ
アコウは絞め殺しの木として知られており、この「龍王神社のアコウ」はウバメガシの上に成育しているそうです。
龍王神社のアコウ
龍王神社はアメリカ村として有名な美浜町三尾の紀伊水道を臨む丘の上にあり、崖下は海岸です。
龍王神社のアコウ 龍王神社のアコウ
(上)龍王宮と書かれた額の向こうに見えるアコウの巨樹。

(左)入り組んだ根元の様子。
名称 : 龍王神社のアコウ
所在地 : 和歌山県日高郡美浜町三尾442 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2006/11/5、2010/11/6 龍王神社マップ
指定 : 和歌山県指定天然記念物 (S43年4月16日指定)
アクセス : JR紀勢本線・御坊駅から御坊南海バス「アメリカ村」行きに乗り終点で下車、南に徒歩約10分。
ウバメガシで紹介した御崎神社から海岸沿いに日の岬方面に行くと、アメリカ村(美浜町三尾)があります。この集落の南にある小高い丘の上に龍王神社があり、アコウの巨樹があります。神社の直ぐ下は荒波が砕ける太平洋(紀伊水道)です。
 アコウ(赤榕)はアジア東部の亜熱帯地方の海岸に生えるクワ科イチジク属の常緑高木です。アコウは、九州、四国、山口県、和歌山県では有田市矢櫃海岸を最北限として生息しており、他樹の上に生育し、気根や枝葉で宿主を包みこんで絞め殺してしまいます。
 「龍王神社のアコウ」は、根元から大きな2本の枝に分かれており、多くの気根を垂らし、まるで竜の首をも想像させる奇樹です。 
 アメリカ村といっても大阪ミナミの繁華街にある「アメリカ村」とは全く異なる静かな漁村です。1887年(明治20)年、三尾村の工野儀兵衛がカナダに渡航し、サケ漁を始め、そこに多くの三尾村民を呼び寄せました。大正初期、カナダからの帰国者が現地の風俗・食習慣・住居形式を持ち込んだため「アメリカ村」と呼ばれるようになったそうです。近くには「産湯のアコウ(1)(2)」「比井アコウ群生地」があります。
(HP管理者)

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No.57