(奈良県宇陀市) 更新:2020年1月(5)
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真証寺の無渋カヤ
書籍「続・巨樹・巨木」(渡辺典博著)によれば、根周/2m、樹高/6m。
真証寺のシブナシガヤ
地上50cmほどで三幹に分岐しています。
真証寺の無渋カヤ
急な斜面に生育しています。真証寺旧境内といいますが山ですね。
真証寺の無渋カヤ
写真左下の説明板がある場所が道のあるところで、カヤノキは右上の急な斜面に立っています。
真証寺の無渋カヤ
真証寺の無渋カヤの入口
案内板がある左の道を200mほど上ります。右には道祖神が。
無渋榧 「無渋榧」の説明板。
名称 : 真証寺の無渋カヤ
所在地 :  奈良県宇陀市菟田野宇賀志1201付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/10/28 真証寺の無渋カヤ マップ
指定 : 奈良県指定天然記念物 (S32年6月13日指定)
アクセス : 【車】桜井方面から国道165号の「外山」交差点を右折し国道166号を東に6.5km、「内原」を右折し南に2.8km、「拾生」を左折し6.6km、左折し800mで右折し800m。道路の広くなっているところに駐車しました。
無渋カヤ(シブナシガヤ)は真証寺裏山の旧境内にあります。旧境内といってもご覧のように山の中の急な斜面に立っています。現在の真証寺とは少し距離があります。無渋カヤへの道の入口には案内板と石の道祖神が建っており、道の途中にも案内板があり、迷わず行くことができました。
 シブナシガヤは、別名「白米榧」(はくまいがや)とも呼ばれ、種子は渋皮が新鮮なうちは種心に密着していますが、乾燥すると剥がれて白米のようになる珍しいカヤの一種です。
 真証寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、持統天皇が役行者の彫った仏像を祀ったのが真証寺の始まりと伝えられていますが詳細は不詳です。国指定天然記念物のシブナシガヤである「果号寺のシブナシガヤ」、「高倉神社のシブナシガヤ」を紹介しています。
(HP管理者)

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No.2020