(奈良県宇陀市) 更新:2020年1月(4)
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大願寺のモミ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 60m、樹高/25m。 幹周実測値/5. 36m。
大願寺のモミ
モミの左にある建物は仏足堂です。堂内には仏足石があります。
大願寺のモミ
境内の駐車場に上る道路から写しました。
大願寺のモミ
モミの木らしく直立しています。空洞や折れも無く非常に健康なモミの巨樹です。
大願寺境内 大願寺境内。右の建物が庫裏で、薬草料理がいただけます。
大願寺本堂 大願寺本堂
大願寺の沿革 大願寺の沿革
名称 : 大願寺のモミ
所在地 :  奈良県宇陀市大宇陀拾生736 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/10/28 大願寺マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 近鉄大阪線・榛原駅から奈良交通バスで大宇陀下車すぐ。 【車】桜井方面から国道165号の「外山」を右折し国道166号を東に6.5km、「内原」を右折し2.8km、道の駅に駐車しました。
道の駅・宇陀路大宇陀の駐車場のすぐ裏手に大願寺があります。薬草料理で有名で、この日もちょうどお昼時だったので、30名ほどの女性ばかりの団体客が食事に訪れていました。
 大願寺は真言宗御室派の寺院で、聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立したと伝えられており、本尊十一面観音菩薩は藤原時代後期の神亀元年(724年)徳道上人の作と伝承されています。
 明治18年(1885年)に 「本堂焼失」 に遭い、本尊の頭部と両腕が欠損してしまいましたが、後に土中から発見されて復されました。明治の火難を経て、『焼けずの観音』として新たに火災厄除の霊験が加わることになりました。
 江戸時代、この大宇陀の地は、織田信長の末裔・織田松山藩が治めており、多くの商家と共に江戸中期より続く「森野旧薬園」があります。大願寺の薬草料理は特産の吉野葛を使った精進料理が提供されます。
 モミの木は境内の南東、仏足堂のそばにあり、幹周5mを超す巨木です。他にもハンカチノキ、イチョウなど多くの樹木があり、初夏の楓の新緑、秋の紅葉も楽しめます。
 近くには有名な「又兵衛桜」があります。
(HP管理者)

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No.2019