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名称 : 火魂神社の大ムクノキ |
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所在地 : 兵庫県宍粟市波賀町日見谷283 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2015/9/15 |
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指定 : 兵庫県指定天然記念物 (S63年3月22日指定) |
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アクセス : 山崎から神姫バス「原」行きで「荒神森」下車すぐ。 【車】中国道・山崎ICから国道29号を北に約17km、国道沿いに神社があります。神社から100mほど北の道路脇に駐車スペースあり。 |
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国道29号線(因幡街道)の道路沿いにある火魂神社境内にある大ムクノキです。数百年にわたり旧街道の道祖神的な役割をしてきたと思われます。根元には大きな空洞があり、さらにけっこう大きなカゴノキが太い根と根の間から生えています。
火魂神社のご祭神は、火産霊神(ほむすびのかみ)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、須作之男命(すさのおのみこと)の3柱です。昔、境内は荒神森と称し、旧西谷村(現波賀町)の入口に当たることから、古来から行き交う人々の休息所とされていました。今でもバス停名は「荒神森」ですね。
大ムクは地上5mほどで5本の支幹に分かれており、樹勢は旺盛です。ご近所の理髪店の方にお話を伺いましたが、相当痛みが来ているようで心配しているそうです。また引原川の対岸の山のスギについて、戦後大規模にスギの植林をしたものの、スギが売れなくなって枝打ちなどの手入れをしないので下草が育たず、もし大雨でも降ると崩れてしまいそうだとの話でした。
この火魂神社の大ムクノキは、兵庫県下では「三日月の大ムク」に次いで第2位のムクノキの巨樹です。
(HP管理者) |
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