(大阪府泉南市) 更新:2020年3月(6)
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信達神社のナギ
大阪府のHPによれば、ナギの木は幹周/2. 5m、樹高/19. 5m。
信達神社のナギ
ナギの木は本殿の中にあるのですが、ちょうど本殿は修理中でした。
信達神社のナギ
ナギは、大阪府の天然記念物に指定されており、神木にもなっています。
御神樹 ナギ
「御神樹ナギ」の説明板。
信達神社のオガタマノキ
オガタマノキ】 現地説明板によれば、幹周/約3m、樹高/約18m。
信達神社のオガタマノキ
オガタマノキ】 一部が竹柵で囲われています。 幹周実測値/3. 00m。
信達神社のオガタマノキ  オガタマノキ説明板
オガタマノキ】 オガタマノキと説明板。日当たりが悪いのか幹はコケに覆われています。
名称 : 信達神社のナギ・オガタマノキ
所在地 : 大阪府泉南市信達金熊寺795 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/3/12 信達神社マップ
指定 : 大阪府指定天然記念物 (ナギ:H15年1月31日指定)
                     (オガタマノキ:H29年4月5日指定)
アクセス : 【車】阪和道・泉南ICから府道63号を東に1.4km、「金熊寺」を右折し600m、右折し200m。駐車場あり。
信達神社は、梅の名所で知られる金熊寺(きんゆうじ)梅林の横にあります。古くは、金熊寺権現社(宮)と称し、金熊寺の鎮守社で信達庄13ケ村の産土神として崇敬されていました。神社の祭神は神武天皇、金山彦命、伊邪那美命。
 金熊寺は役の行者によって白鳳10年(682年)に建てられ、和泉における山岳仏教の拠点のひとつでした。金峯・熊野の両霊神を勧請したので金熊寺と名付けられたといいます。応長2年(1312年)の文書に、鎮守権現と記されているように、信達神社は金熊寺の鎮守社でしたが、明治初年、神仏分離で金熊寺から独立し信達神社となりました
 ナギの木は本殿に向かって右前(東側)にあります。ナギの木は、主に紀伊半島、四国南部、九州南部に育つ針葉常緑樹で、ナギは「凪(なぎ)」に通じ、その葉はお守りとして使われ、家内安全、海上安全、縁結びにご利益があるとされています。ナギとしては、府下最大のものです。
 最近府の天然記念物に指定された「オガタマノキ」は本殿下にあり、モクレン科オガタマノキ属の常緑高木で、葉は厚く光沢があり、秋に赤い実をつけます。神事に用いる玉櫛(たまぐし)として利用されたもので、「招霊(おぎたま)の木」が転じてオガタマノキと呼ばれるようになったとも言われています。大阪府内でも多くの神社に植樹されていますが、このオガタマノキが最大であるとされます。
 残念ながら金熊寺梅林の梅の花はもう終わっていました。今年は暖冬で梅の開花も相当早かったようです。ナギ・オガタマノキのセットは熊野速玉大社のナギで紹介していますのでご覧を。
(HP管理者)

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No.2061