(和歌山県新宮市) | ●更新:2016年1月(2) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/4. 61m、樹高/20m。樹齢/約1000年。 | |
●熊野速玉大社の神門前左手にナギの木があります。見物の人が絶えません。 | |
●平家一門の平重盛(たいらのしげもり)のお手植えと伝えられ、樹齢約千年という日本一のナギの巨樹です。 | |
●ナギは熊野権現の御神木で、その葉は、笠などにかざすことで魔除けとなり、帰りの道中を守護してくれるものと信じられていました | |
●ナギの周囲は石柵などで二重に保護をしおり、御神木としてのその大切さがよく分かります。 | |
●主幹に一部空洞があるのでしょう、覆いがしてありますね。 | |
●御神木「梛」 |
● | 名称 : 熊野速玉大社のナギ | |
● | 所在地 : 和歌山県新宮市新宮1 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2015/10/19 | |
● | 指定 : 国指定天然記念物 (S15年2月10日指定) 新日本名木100選 |
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● | アクセス : JR紀勢本線・新宮駅から1.2km、徒歩15分。 【車】国道42号線・速玉大社前交差点から西に250m行くと駐車場があります。 | |
● | 熊野速玉大社の大鳥居から神門までの参道の左手(西側)に樹齢千年の御神木「ナギの木」があります。平安末期に熊野三山造営奉行を務めた平重盛(たいらのしげもり)のお手植えと伝えられ、梛としては日本最大で、国の天然記念物に指定されており、新日本名木100選にも選ばれています。 梛(ナギ)は凪に通じることから、家内安全のお守りとされ、熊野詣での証としてナギの小枝を持って帰ったことが古書に見えるそうです。ナギの木は保護のため二重の柵に囲まれており、残念ながら近くまで寄って撮影することはできませんが、その巨大さはよく分かります。合体木ではないかともいわれていますが、 ナギの木の参道を挟んだ反対側には神宝館があり、国宝・重要文化財が目白押しですでの、ぜひご覧を。私は残念ながら今回はこの後那智山を目指すため時間の津合で断念しましたが、次回訪問時にはぜひ見たいと思います。 またナギの葉は広葉樹のようですが実は針葉樹ですから、縦方向だけに葉脈があり、横に裂けにくいことから、男女の縁が切れないように、縁結びのしるしとされていました。 帰りにナギの傍の珍重庵で「もうで餅」が販売されており、観光バスで来たおばさんが列を作っていたので、後ろに並んでお餅を買ったらナギの葉をつけてくれました。この国天然記念物の葉ではないでしょうが、財布に入れるとお金と縁が切れないとお店の方が話していたので、早速財布に入れときました。 境内に入ると「速玉大社のオガタマノキ」があります。 (HP管理者) |
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(潮崎本之宮神社の柏槙) | (速玉大社のオガタマノキ) | |
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No.1135 | ||