(大阪市平野区) 更新:2007年3月(4)
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大念仏寺の楠
大阪市の保存樹に指定されたクスノキは、大念仏寺の境内北側にあり、市のデータでは、幹周/6. 8m、樹高/18.9m。
大念仏寺の楠
大念仏寺の楠の遠景。住宅地の中にありますが、かっての平野郷の風情を伝える貴重な巨樹です。
大念仏寺の楠
楠の根元には小さな祠があります。また地上から約3mのところに瘤(こぶ)があります。
大念仏寺本堂 大念仏寺本堂。府下最大の木造建築。
名称 : 大念仏寺の楠
所在地 : 大阪市平野区平野上町1-7-26 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2005/10/16 大念仏寺マップ
指定 : 大阪市指定保存樹 (S43年10月1日指定)
アクセス : JR大和路線・平野駅から南に徒歩5分。または、市営地下鉄谷町線・平野駅から北に徒歩8分。
大念仏寺は融通念仏宗の大本山で、大治2年(1127年)鳥羽上皇の勅願により良忍(りょうにん)上人が開基したと伝えられています。毎年5月1日〜5日に行われる「万部おねり」は有名な宗教行事で、10人(特別な年は25人)の菩薩の面・衣装を着けた僧侶が練り供養をします。
 大クスはお寺に北端にあり余り目立ちませんが、大きく枝を広げた大樹です。このクスノキの他に、クスノキ2本とイチョウ1本が大阪市保存樹に指定されています。
 中世から近世にかけての環濠自治都市として有名な平野郷は、日本の初代征夷大将軍・坂上田村麻呂の次子広野が開発・管轄したところで、杭全神社をはじめかっての平野郷の風土・景観が各所に残ります。
(HP管理者)

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