(京都市右京区) 更新:2016年5月(2)
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九重桜
【九重桜】 右京区のウエブサイトによれば、根周り/4. 4m、幹周(地上1.5m)/3. 6m、樹高/約10m。(拡大
常照皇寺の九重桜
【九重桜】 最近は腐朽が進み、花をつける枝は1本のみ。根元には大きな空洞があります。
常照皇寺の九重桜
【九重桜】 
常照皇寺の九重桜
【九重桜】 光厳上皇のお手植えと伝えられ、樹齢は650年といわれます。後方に後継樹が。
常照皇寺の九重桜
【九重桜】 九重桜は国の天然記念物に指定されています。(拡大
常照皇寺の九重桜
【九重桜】 国天然記念物の「九重桜」が腐朽してきたので、二代目の桜が植えられています。
常照皇寺の左近の桜
【左近の桜】 4月6日、左近の桜はまだ開花したところでした。

常照皇寺の御車返しの桜
【御車返しの桜】 一重と八重が一枝に咲くのが特徴です。右手前に初代の御車返しの桜が。(拡大
常照皇寺の御車返しの桜
【御車返しの桜】 ご覧のように、一重と八重が一枝に咲くのがこの桜の特徴です。(拡大
常照皇寺の御車返しの桜
【御車返しの桜】 左の建物は方丈。その前庭に「御車返しの桜」はあります。(拡大
常照皇寺の御車返しの桜
【御車返しの桜】 白色の花が美しいのですが、八重の花が多いようです。(拡大
常照皇寺の御車返しの桜
【御車返しの桜】 桜の後ろは方丈。その背後に庭園が見えます。
勅使門と御車返しの桜
勅使門と御車返しの桜
常照皇寺門前の枝垂れ桜
常照皇寺門前の紅枝垂れ桜。参道にも多くの桜が植えられています。
常照皇寺由緒 説明板
名称 : 常照皇寺の九重桜・御車返しの桜
所在地 : 京都市右京区京北井戸町丸山14-6 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/4/6、15 常照皇寺マップ
指定 : 九重桜 ; 国指定天然記念物 (S13年8月8日指定)
アクセス : JR京都駅からJRバスで「周山」で乗換〜京北ふるさとバス「山国御陵前」下車、北に徒歩約10分。 【車】京都市内から国道162号で周山方面に進み、ウッディ京北前の交差点を右折し国道477号を7.3km。駐車場があります。
朝日新聞の20016年4月5日夕刊に「2016桜 古木を訪ねる」の記事があり、常照皇寺の九重桜が掲載されていました。さっそく翌日訪問。境内の庭園には「三名桜木」があり、「九重桜」は満開でしたが、御所から株分けしたといわれる「左近の桜」は開花したところ、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」はまだ蕾でした。そこで4月15日に再訪し、「御車返しの桜」の満開に遭遇できました。
 常照皇寺は、光厳(こうごん)法皇によって室町時代の貞治元年(1362年)に開かれ、歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりの禅宗寺院で、臨済宗天竜寺派に属します。
 朝廷が南北に分かれて争乱を繰り返した南北朝時代のこと、北朝初代の光厳天皇はわずか2年弱で廃位となり、後醍醐天皇から即位を否定され、ここに隠棲し亡くなり山国陵に葬られました。光源上皇といえば、南朝方に軟禁されたり、六波羅探題・北条氏に連れられて近江国番場宿で捕らえられたりと、激動の時代を生きた天皇でした。
 また、境内だけでなく周囲の山林は京都府指定の歴史的自然環境保全地域となっています。方丈から見る庭園と「御車返しの桜」は格別です。朝日新聞の記事によれば、「九重桜」は光厳天皇の後を継いだ弟の光明天皇が御所から運んで兄と一緒に手植えしたと伝えられ、九重桜の名は光厳天皇の妃「九重の君」にちなむという説もあるとか。
 門前にも紅枝垂れ桜、八重桜などがあり、桜の季節を満喫できます。また「御車返しの桜」が満開時には東に5kmほどの所にある「黒田百年桜」も満開になります。ちょっと京都市内から離れていますが、1時間半をかけて行くだけのことはありますよ。
(HP管理者)

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No.1220