(京都府亀岡市) | ●更新:2012年10月(1) |
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●「亀岡の名木」の立て札によれば、幹周/8. 5m、樹高/22m。亀岡の古木では、単幹で最も太い巨樹です。 | |
●樹齢は800〜1000年とも言われます。板根(ばんこん)の発達がすごい。 | |
●根元はかなり腐朽しているようですが、幹周は8mを超えるムクノキでは最大級の巨樹です。 | |
●超広角で写してみました。主幹は地上6mほどで台風のために折れています。 | |
●亀岡の名木「御霊神社のムクノキ」 | |
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●【御霊神社のムクノキ・2】 ムクノキの前にある亀岡の名木の立て札では、幹周/6. 75m、樹高/28m。 | |
●【御霊神社のケヤキ】 境内の中央にそびえるケヤキの巨樹。鳥居の向こうには田園が広がります。 | |
●【御霊神社のケヤキ】 「亀岡の名木」では、幹周/5. 36m、樹高/28m。根元には大きな空洞があります。 | |
●本殿 |
● | 名称 : 御霊神社のムクノキ | |
● | 所在地 : 京都府亀岡市ひえ田野町佐伯斉ノ神41 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2012/8/10 | |
● | 指定 : 亀岡の名木 | |
● | アクセス : JR山陰本線・亀岡駅から園田駅西口行き京都バスに乗り「国道佐伯」下車、西に300m。 | |
● | 御霊神社祭神は「大日本根子彦国牽尊」(おおやまとねこひこくにくるのみこと)と「彦五十狭芹彦命」(ひこいさせりびこのみこと)の2神です。創祀は平城天皇の大同元年(806年)という古式の氏神様です。貞観5年(863年)に悪疫が流行り、悪疫を除くことを願って怨霊を慰め鎮めるために祈願したと伝わります。 御霊神社は非業の死を遂げた人の霊を祀る神社で、奈良時代・平安時代には疫病が流行すると、それは御霊の祟りとしてその怨霊を鎮めるために御霊神社に祀りました。祟りがあるとして有名なのは、早良(さわら)親王、井上内親王、他部(おさべ)親王などで、また天満宮や白峰神社も怨霊を鎮める神社です。 さて、広い境内にはムクノキ・ケヤキ・タブノキ・イチョウなどの巨樹・巨木が多くあり、4本が「亀岡の名木」に選定されています。なかでも本殿左横にあるムクノキは幹周が8.5mとされており、ムクノキとしては日本中でも屈指の大きさで、「亀岡の名木」でも「天然記念物に指定されても良いほどの巨樹」といっています。もう1本ある本殿背後のムクノキも幹周/6.75mという巨樹です。 本殿横のムクノキは、力強い板根が巨樹を支えていますが、主幹は地上6mのところで台風によって折れ、その影響で樹皮が大きく剥がれており、根元には空洞も見られますが、何としても保護してほしい巨樹です。 近くには穴太寺のムクノキ、原田邸のセンダン、犬飼天満宮のスギがあります。 (HP管理者) |
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(犬飼天満宮のスギ) | (日吉神社のタネスギ) | |
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No.564 | ||