(滋賀県多賀町) | ●更新:2005年11月(1) |
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●女飯盛木(おんないいもりぎ/おんないもろぎ)。田圃の真ん中にあるので周囲の眺望がとても良い。 男飯盛木よりも大きく、幹周/9. 75m、樹高/約15m、樹齢/300年以上です。木の種類はケヤキです。 |
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●女飯盛木のバックに見えるのはキリンビールの工場です。名神高速に近く工場が多い。 | |
●西から見た女飯盛木。左奥に小さく見えるのが男飯盛木。距離にして200mほどです。 | |
●女飯盛木の幹部分です。大きな空洞があります。 | ●県自然記念物(女飯盛木)の説明板 |
●東から見た男飯盛木。幹周/6. 32m、樹高約15m、樹齢300年以上。ひどく傾いています。 | |
●西から見た男飯盛木。かっては12本のケヤキがあったそうですが、今残るのは2本のみ。 | |
●男飯盛木は支えが必要なほど大きく傾いています。 |
●県自然記念物(男飯盛木)の説明板 | ●多賀大社への交通機関・近江鉄道。(彦根駅にて) この日はフリーチケット(550円乗り放題)があった。 |
● | 名称 : 多賀大社のケヤキ (飯盛木) | |
● | 女飯盛木の所在地 : 滋賀県犬上郡多賀町多賀924 男飯盛木の所在地 : 〃 864 |
○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2005/10/9 | |
● | 指定 : 滋賀県指定自然記念物 (H10年3月4日指定) | |
● | アクセス : 近江鉄道・多賀大社前駅から南西に500m、徒歩約15分。 | |
● | 2本の大ケヤキは共に近くにある多賀大社(たがたいしゃ)の御神木で、奈良時代・元正天皇の御代(717-724)、天皇が病を得たので、平癒の祈祷を行い、神供の飯にシデの木につくった杓子を添えて献上したところ病が治り、杓子を作った木の余りを地に挿したのが成長して飯盛木(いいもりぎ)になったとの伝説があります。 多賀大社はこの2本の大ケヤキから北東に約500m程の所にあり、「お伊勢お多賀の子でござる」と歌われ、古事記にも載るほどの歴史ある神社です。 JR彦根駅から近江鉄道で高宮駅へ行き、そこから歩いて飯盛木に向かいましたが、丁度近江鉄道ではフリー切符(550円で乗り放題)が利用でき大助かりでした。この後八日市駅まで乗り「北花沢・南花沢のハナノキ」に向かう予定でしたから。 高宮駅から飯盛木までの道には、キリンビールや大日本スクリーンの大きな工場が並んでいます。国道8号線や名神高速が近く、物流の便がよいことがこんな田園地帯に大工場を建てさせたと思われます。今は遠景で工場が小さく写る程度ですが、飯盛木が工場群に囲まれるような事は避けて欲しいものです。 (HP管理者) |
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No.23 | ||