(滋賀県近江八幡市) 更新:2019年10月(20)
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伊庭貞剛邸跡のクスノキ
書籍「近江の名木」によれば、幹周/5. 21m、樹高/27m、樹齢/400年以上。 幹周実測値/5. 30m。
伊庭貞剛邸跡のクスノキ
旧中山道とは反対側の根元に少し腐朽が見られます。
伊庭貞剛邸跡のクスノキ
地上から10m程までには枝がありません。横に大きく広がった樹形が多いクスノキには珍しい。
伊庭貞剛邸跡のクスノキ
枝があるのはずいぶん上の方です。
伊庭貞剛邸跡とクスノキ
中山道に面して説明板があります。伊庭貞剛邸は取り壊されて公園になっています。
伊庭貞剛邸説明板
伊庭貞剛について書かれています。
名称 : 伊庭貞剛邸跡のクスノキ
所在地 :  滋賀県近江八幡市西宿町56付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/9/25 伊庭貞剛邸跡マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】近江鉄道・武佐駅から西に200m。 【車】名神高速・八日市ICから国道421号を北西に9.7km、「友定町」を左折し国道8号を西に800m、「西宿町」を左折し400m。公園駐車場あり。
旧中山道の西宿地区に「伊庭貞剛邸跡」の案内板がありその左手に大きなクスノキが立っています。伊庭貞剛(いばていごう)は明治時代の住友家を支えた人物で、この西宿の出身です。
 伊庭家は近江の守護大名佐々木家の流れをくむ名家で、屋敷には長屋門を構え、広大な屋敷を有していました。現在、屋敷は解体されてしまい公園になっていて遺構はありません。
 クスノキは旧中山道に沿って立っており、幹周5mを超すという巨樹です。クスノキには珍しく地上10m程には枝がありません。根元には小さいですが空洞が見られました。
 伊庭貞剛は明治12年に叔父広瀬宰平の薦めで住友家に入社、翌明治13年には大阪本店の支配人になります。その後明治33年には広瀬宰平を継ぎ住友家総理事になった人物で、別子銅山の煙害解決に努力しました。
 旧中山道沿いには「愛の神のカゴノキ」、「牟佐神社のケヤキ・クロガネモチ」があります。
(HP管理者)

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No.1975