(三重県尾鷲市) 更新:2016年6月(2)
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曽根飛鳥神社の大楠
説明板によれば、幹周/11. 5m、樹高/30m、樹齢/1000年以上。2018年1月測定では幹周13. 2m。
曽根飛鳥神社の大楠とホテル尾鷲シーサイドビュー
右手前が飛鳥神社の大楠で、道の奥にあるのが「ホテル 尾鷲シーサイドビュー」です。
曽根飛鳥神社の大楠
大楠の根元ですが、なかなか大きさを表現するのが難しいですね。
曽根飛鳥神社のスギ・クス
鳥居を入るとスギとクスの巨樹が参道にそびえます。左のスギは、幹周実測値/6. 90m。
拝殿前のクスノキ
神門をくぐると拝殿の左前におすもうさんが四股を踏んでいるようなクスの巨樹が。
拝殿前のクスノキ
根元には穴が開いています。反対側に主幹があったのかも。幹周/8. 8m、樹高/約27m。
参道右外のクスノキ
これは参道の右の低い石垣のすぐ外側にある大クスで、実測幹周値は8. 44mでした。
イヌマキと融着しそうなクスノキ
これは国道脇にあるクスノキの巨樹で、イヌマキと根元を接しています。
曽根飛鳥神社のホルトノキ
曽根飛鳥神社のホルトノキ】 海岸近くにホルトノキの巨樹があります。そばにイヌマキがあり紛らわしいのですが、「三重の巨樹・古木」によれば、幹周/4. 75m、樹高/約18m。県内一のホルトノキの巨樹とされます。
曽根飛鳥神社のホルトノキ
曽根飛鳥神社のホルトノキ】 ホルトノキのすぐ側は港の入江になっています。
曽根飛鳥神社社叢
茶色い壁がホテルで、その背後が曽根飛鳥神社の樹叢です。
曽根飛鳥神社のくすのき説明板 大楠の前の説明板。(2018年5月撮影)
飛鳥神社樹叢説明板 飛鳥神社樹叢の説明板
拝殿前の大楠の説明板
名称 : 曽根飛鳥神社のクスノキ・スギ
所在地 : 三重県尾鷲市曽根町610 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2016/3/30、2018/5/16 曽根飛鳥神社マップ
指定 : 三重県指定天然記念物 (S42年3月27日 樹叢として指定)
アクセス : JR紀勢本線・賀田駅から南東に約800m、徒歩15分。 【車】熊野尾鷲道路・賀田ICから県道70号を東に2.7km、右折し国道311号を南東に1.2km行くと神社があり、隣に駐車場があります。
前日はこの曽根飛鳥神社の側にある「ホテル 尾鷲シーサイドビュー」に宿を取りました。朝早く境内の散策に出かけましたが、なんとホテルの入口に神社社叢で最大の大楠があり、何ともいえない爽快な気分でした。
 社叢は巨樹の森。環境省巨樹巨木林DBにはクスノキが4本登録されていますが、他にもスギの巨樹が3本あり、ホルトノキ、イヌマキ・ハマセンダンなど多種多様な樹木が生い茂ります。
 社伝によれば熊野新宮の阿須賀神社の末社として創祀されたと伝えられています。祭神は、速玉男命(はやたまのおのみこと)、事解男命(ことさかのおのみこと)など。明治4年までは阿須賀大明神とされ、曽根・賀田・梶賀三地区の氏神として崇敬されてきました。神社に残る寛永15年(1368年)の棟札に「此宮‥七百余古宮也」とあることから、創始から1千年を経ているようです。
 最大の大楠はホテルへの入口にありますが、神社の鳥居をくぐるとすぐに左に大クス、右に大スギがあり、50mも進むと神門があり、中に入ると左手に斜めに伸びた大クス、拝殿右手に大スギがあります。狭い社叢ですが、その濃密さはすごいの一言。参道脇の林にも大クスが2本とホルトノキの巨木がありました。これだけの巨樹が良く残されたものだと思います。
 2018年5月に再訪問し「ハマセンダン」を別のページで掲載しています。
(HP管理者)

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