(三重県伊勢市) 更新:2016年5月(8)
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神田社のクスノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 72m、樹高/32m。幹周を実測すると8. 34mありました。
神田社のクスノキ
この8mを超す大楠は本殿右奥の林の中にあり、よく見ないと見逃します。
神田社のクスノキ
あまりネットでも出てこないのですが、雄大な大楠です。

神田社のクスノキ2
本殿のすぐ横にある双幹のクスノキで、環境庁DBでは、幹周/5. 80m、樹高/32m。幹周実測値/6. 24m。
神田社のクスノキ2
地上1.5mほどで2幹に分岐しています。空洞も見られます。
神田社 由来記 神田社由来記
名称 : 神田社のクスノキ
所在地 : 三重県伊勢市神久4-6 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/12/8 神田社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR・近鉄伊勢市駅前から三重交通バス「今一色」行きで「神久町」下車、東に約300m。 【車】伊勢道・伊勢ICから国道23号を北に800m、松尾観音前を左折し1.4km、浜郷交差点を左折し約800m。駐車スペースあり。
境内の由緒書きによれば、神田社の祭神は、鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと=神武天皇の父君)、他二神です。主祭神は五穀豊穣と山の幸を司る守護神で、鎌倉時代の頃は主に神官の管社として祀られていました。室町時代以降近世においては地元の氏神として田の神と八王子神を合祀して、家族安全の守護神となり今日の信仰の基となったそうです。
 明治39年、明治政府の神社合祀令により浜郷神社に合祀されましたが、戦後、昭和22年浜郷神社の境外末社「神田社」として祀られるようになりました。
 境内にある楠の巨木は千有余年の歴史があるとされていますが、大クスは2本あり、1本は本殿のすぐ側にあり目につきやすいのですが、もう1本は本殿背後の林の中にあり、探さないと見つからないと思います。
 林の中にあるクスノキの方が大きくて、実測すると8mを越えました。根上がりという気もしますが、とても素晴らしい大楠です。天然記念物などの指定が無く、説明板などもないのですが、しめ縄は巻かれていました。(一部切れていますが)
 近くの浜郷神社にも大楠がありますし、西には「川辺七種神社のクスノキ」があります。
(HP管理者)

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No.1226