(三重県津市) 更新:2021年2月(19)
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旧県立博物館のセンペルセコイア
センペルセコイア】 冊子「三重の巨樹・巨木」によれば、幹周/3. 36m、樹高/18m
旧県立博物館のセンペルセコイア
センペルセコイア】 旧三重県立博物館南側の塀内、狭い所にセンペルセコイアはあります。
旧三重県立博物館のメタセコイア
メタセコイア】 9本並んだメタセコイアの南端の木です。 幹周実測値/2. 92m、樹高/約15m(目測)。
旧三重県立博物館のメタセコイア
メタセコイア】 メタセコイアは落葉針葉樹です。綺麗に紅葉していました。
旧県立博物館のセンペルセコイアとメタセコイア
左側のみどりの巨木がセンペルセコイア、右奥の紅葉している木がメタセコイア。
メタセコイアの紅葉 メタセコイアの葉。
名称 : 旧県立博物館のセンペルセコイア・メタセコイア 樹種 : セコイア、メタセコイア
所在地 : 三重県津市広明町147-2 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/11/16 旧県立博物館マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR・近鉄津駅から西に200m。 【車】伊勢道・津ICから県道42号を南東に2.6km、「新町大橋南詰」を左折し県道118号を北東に1.5km。津偕楽公園の駐車場あり。
JR・近鉄の津駅南側の踏切を渡ると、その正面に2007年に閉鎖したまま残されている「旧三重県立博物館」があります。その正面に9本のメタセコイアの木が並んで植えられています。また南側にはセンペルセコイアがあります。
 センペルセコイアは1属1種で、セコイアは属名です。セコイアデンドロンと区別するため、種名を合わせて「センペルセコイア」と呼ばれています。センペルセコイアは米国カリフォルニアの沿岸部に自生している樹木ですが、アメリカでは「レッドウッド、Redwood」と呼ばれ、樹高が110mという世界一背が高い樹種として有名です。日本の気候ではそこまで育つのは無理でしょうね。
 メタセコイアは旧県立博物館正面に9本が並び立ちます。落葉針葉樹ですからこの時期綺麗に紅葉していました。まだ最大の樹でも幹周実測値は3m足らずでした。このメタセコイアは1953年に博物館が竣工した際に、化石からメタセコイアを発見された三木博士のメタセコイア保存会から2本が寄贈され、後にさらに7本が植えられました。ですから樹齢は70年足らずです。
 三重県多気町には「油田家のメタセコイア」があります。
 成長の早いセンペルセコイア・メタセコイアですから、すぐに巨木に成長することでしょう。もし博物館が壊されても、隣接する津偕楽園の樹木として生き残ってほしいものです。
(HP管理者)

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No.2219