(三重県津市) | ●更新:2021年2月(20) |
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●環境省巨樹巨木林DBには、最大樹は幹周/5. 86mとありますが、どれか不明でした。 | |
●このクロマツは香良洲公園の東端の広場にあり、幹周実測値/4. 62m、樹高/約12m(目測)。 | |
●この最大と思われるクロマツは周囲に樹木がありません。背後には伊勢湾の防波堤が見えます。 | |
●これも公園内のクロマツの巨木です。 | |
●香良洲公園のクロマツ林。多くのクロマツの巨木があります。 | |
●香良洲公園説明板 |
● | 名称 : 香良洲公園のクロマツ | |
● | 所在地 : 三重県津市香良洲町高砂 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2020/11/16 | |
● | 指定 : 津市指定名勝 (H5年3月15日指定) | |
● | アクセス : 【車】伊勢道・久居ICから国道165号→県道754号を東に7.4km、右折し南に2.5km、左折し県道575号を東に900m。公園駐車場あり。 | |
● | 津市香良洲町は雲出川(くもずがわ)河口に位置し、東に伊勢湾を望む典型的な三角州にできた町です。市町村合併前は三角州全体が香良洲町でした。国道23号から東に香良洲神社を過ぎると、右手に公園駐車場があります。 古くは「香良洲神社」の神領地だったこともあり、公園の中には立派な松が何本も植えられ、美しい景観を作っています。総面積は約4.5ha。ただやはり虫害によりその数を減らしつつあるようです。 最大樹とおぼしきマツは、公園の東端、伊勢湾の防波堤近くの広場にあり、幹周実測値/4.62mでした。 古い伝説もあります。 大同2年(807年)東北に向かう途中の征夷大将軍・大伴弟麻呂(おおとものおとまろ)は、戦勝を祈願して神宮に参拝しますが、台風で一時香良洲浦に避難。この時、地元の香良媛が舞楽でもてなしました。将軍はかぶら矢を立てて再会を約束して出発しましたが、矢を立てたところが、野原だったので、香良洲町の前の旧村名の矢野村になったといいます。 更に将軍が馬をつないだマツがあり、これを「駒繫(こまつなぎ)松」といって海岸にありました。しかし、この古松は宝永4年(1707年)の富士山噴火にともなう地震津波で根が洗われ、寛延4年(1751年)頃枯死したといいます。(三重の巨樹・古木より) (HP管理者) |
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(旧県立博物館のセンペル セコイア・メタセコイア) |
(中原神社のスダジイ) | |
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No.2220 | ||