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名称 : 長泉寺のナギ |
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所在地 : 三重県北牟婁郡紀北町海山区小山浦511 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2016/3/30 |
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指定 : 町指定天然記念物 (H10年5月13日指定) |
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アクセス : JR紀勢本線・相賀駅からタクシーで4分。 【車】紀勢道・海山ICから国道42号を南に2km、銚子橋南交差点の先を左に折れ県道155号に入り、200mでさらに左に入り400m。お寺の隣に公民館の駐車場があります。 |
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ナギはイヌマキと同じマキ科の常緑針葉樹。日本一のナギは、同じ紀伊半島にある熊野速玉大社のナギの木で樹齢850年以上とか。ナギは雌雄異株ですが、このナギは雌株です。ナギは「凪ぎ」(なぎ)に通じることから航海安全を祈願してj植栽されました。また葉は葉脈が平行に走っているために、横方向に引っ張っても切れにくく、このことから夫婦の縁が切れにくいように、昔の人は鏡の裏や裁縫箱に入れてお守りとしたそうです。
長泉寺は曹洞宗の寺院で、孝子勘七が祀られているそうです。ナギの木は本堂の前の境内中央に立っており、平成23年の測定では、幹周は3. 03mあったそうです。ナギは成長が遅く、太くなりにくい樹木ですので今も幹周に変わりはないと思います。ナギの木は地上2.5mほどで幹は十数本に分岐し四方に広がっています。樹齢は不明とのこと。近くには相賀神社のクスノキ・スギがあります。
(HP管理者) |
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