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名称 : 冨田一里塚の榎 |
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所在地 : 愛知県一宮市冨田立石778 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2016/11/25 |
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指定 : 国指定史跡 (S12年12月21日指定) |
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アクセス : 名鉄一宮駅から名鉄バスで「蓮池口」で下車し、県道沿いに北西へ徒歩約10分。 【車】東海北陸道・一宮西ICから「毛受」交差点を左折し県道145号を西に2km、左折し県道136号を350m。 |
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江戸時代、東海道・宮の(熱田)宿と中山道・垂井宿とを結ぶ美濃路には13カ所の一里塚が築かれました。ここ「冨田一里塚」は、美濃路・萩原宿と起宿の中間に築かれたもので、道の両側に塚が現在も残っています。今、美濃路で一里塚の原形をとどめるのはここだけになりました。全国でも数少ない一里塚の貴重な史跡として、昭和12年(1937年)に国の史跡に指定されています。
現在の一里塚の規模は、両塚とも高さ1.8m、底部の幅、奥行とも9.2mの方形で、共に塚の上にはエノキの巨樹が生育しています。説明板によれば、エノキを植えた理由として、根が深く広がって塚を固め、塚を崩れにくくするためとしています。椋や松を植えた例もありますが、旅人にとって距離の目安や、木陰が格好の休憩場所となったそうです。
旧東海道では、阿野の一里塚(豊明市)が原形を保っており、三重県亀山市の「野村一里塚のムク」はこのサイトで紹介しています。近くには「起の大イチョウ」があります。
(HP管理者) |
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(2021年5月17日追記)名古屋市在住のKさんからのメールで、東塚のエノキが2018年に台風のために倒壊したことが分かりました。西塚のエノキは健在です。 |
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