(愛知県新城市) | ●更新:2019年11月(20) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 30m、樹高/27m、樹齢600年。 | |
●新日本名木100選に選ばれたコウヤマキの名木ですが、台風で上部が大きく損壊しました。 | |
●それでも立派な根元部分です。 | |
●甘泉寺のコウヤマキとその右奥に鳥居強右衛門の墓 | |
●コウヤマキの下部部分はまだ枝葉が残っています。 | |
●主幹には焼け焦げた部分がありました。落雷によるものでしょう。 | |
●観泉寺の本堂 | |
●国指定天然記念物の説明板。 |
● | 名称 : 甘泉寺のコウヤマキ | |
● | 所在地 : 愛知県新城市作手鴨ヶ谷門前23 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/10/6 | |
● | 指定 : 国指定天然記念物 (S47年5月26日指定) 新日本名木100選 |
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● | アクセス : 【車】新東名高速・新城ICから国道151号を西に5.3km、「杉山北」を右折し国道301号を北西に16.8km、右折し県道436号を東に1.4km、左折し400m。駐車場あり。 | |
● | コウヤマキはコウヤマキ科コウヤマキ属コウヤマキという一科一属一種の日本特産の常緑高木です。「高野槇」と漢字では書きますが、これは和歌山県の高野山に多いことに由来しています。コウヤマキは材質が硬く、水に強いため古くから重用されてきました。古墳時代には石室に安置した木棺に多く使用されていました。 開山堂の前に立つ甘泉寺のコウヤマキは、日本最大級のコウヤマキともいわれます。樹齢600年というのは、応安3年(1370年)、弥天永釈大和尚が臨済宗の寺として甘泉寺を開山した折りに、高野山から持参した杖を刺したものが成長したと伝えられるからです。 すぐ傍には鳥居強右衛門の墓があります。強右衛門は天正3年(1575年)、武田勝頼の大軍に囲まれた長篠城を密かに脱出、岡崎の徳川家康のもとに危急を知らせた武士ですが、帰城の途中、武田軍に見つかって捕縛され磔(はりつけ)の刑にされました。 コウヤマキはご覧のように主幹上部は白骨化しています。これは2009年の台風18号によるものです。 「甘泉寺境内の杉並木・鴨ヶ谷白鳥神社のスギ」がすぐ傍にあり、近くには「古宮白鳥神社のスギ」「古宮の大ヒノキ」があります。 (HP管理者) |
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(善福寺のボダイジュ、雲龍ガシ) | (鴨ヶ谷白鳥神社と 甘泉寺のスギ) |
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No.1995 | ||