(長野県飯田市) 更新:2017年4月(17)
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専照寺の枝垂れ桜
境内の説明板によれば、幹周/4.5m、樹高/10m。
専照寺の枝垂れ桜
釈迦牟尼仏(左下)の頭上に天蓋のように垂れ下がります。
専照寺の枝垂れ桜
かなり濃いピンク色の花です。
専照寺の枝垂れ桜
本堂側の幹には飯田大火の際の焼けた跡でしょうか大きな窪みが。
専照寺の枝垂れ桜
専照寺の枝垂れ桜
専照寺の枝垂れ桜説明板 専照寺のシダレザクラ説明板
名称 : 専照寺の枝垂れ桜 開花状況 : 七分咲き
所在地 : 長野県飯田市伝馬町2-9 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/12 専照寺マップ
指定 : 指定なし
アクセス : JR飯田線・桜町駅から南に400m、徒歩8分。 【車】中央道飯田ICから左折し西に500mで右折、国道256号を4.1km、「吾妻町」を右折し300m。駐車は中央公園の市営駐車場に。
伝馬町・江戸町界隈の寺院には枝垂れ桜が多くあります。ここ専照寺にも枝垂れ桜があり、細い参道を東に入り山門をくぐると正面本堂前に石造の釈迦牟尼仏があり、天蓋のように枝垂れ桜が仏の頭上に咲き誇っていました。
 ちょうど飯田市の桜守(案内人)の方が多くの観光客を連れてきました。桜の幹はごつごつしていて、飯田大火の影響か痛んでいる箇所もあり、黄色く修復されたところもあります。
 専照寺も曹洞宗の寺院で、慶長元年(1604年)、城主小笠原氏の帰依により現在地に移転され、その時に植栽されたと推定されています。山門は伊豆木陣屋の太鼓門で、明治5年(1872年)に専照寺に移築されています。
 ここのシダレザクラもかなりピンク色が濃く、美しい枝垂れ桜でした。近くには「黄梅院の紅しだれ桜」、「正永寺の枝垂れ桜」、「善勝寺の枝垂れ桜」があります。正永寺、黄梅院とともに飯田城主・脇坂氏が弥陀の四十八願にちなんで領内の四十八寺堂に植えた桜のひとつです。
(HP管理者)

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No.1455