(長野県茅野市) | |
(すわたいしゃ かみしゃまえみや) | ●更新:2021年1月(9) |
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●諏訪大社上社前宮の本殿後ろにあるケヤキの巨樹です。環境省巨樹巨木林DBには登録なし。幹周/6mほど。 | |
●上社本宮の本殿後方東側のケヤキの巨樹。右後ろから藤の古木が絡んでいます。 | |
●これ本殿背後西側のケヤキの巨樹。禁足地となっており柵内には入れません。 | |
●本殿背後西側のケヤキの巨樹。幹周は8mぐらいでしょうか。 | |
●上社前宮の本殿背後のケヤキの巨樹2本を写しました。 | |
●【イヌシデ】 環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/3. 12m、樹高/20m。 | |
●【イヌシデ】 根元には小さい木の板に「イヌシデ」の樹種名があります。 | |
●【イヌシデ】 イヌシデの後が上社前宮の本殿です。 | |
●名水「水眼(すいが)」の清流。二之御柱が見えます。 | |
●水眼の清流の説明板 | ●上社前宮本殿の説明板 |
●上社前宮拝殿。諏訪大社の他の3宮に比べると質素な造りです。 |
● | 名称 : 諏訪大社上社前宮のケヤキ・イヌシデ | |
● | 所在地 : 長野県茅野市宮川2030 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2020/10/27 | |
● | 指定 : 指定なし | |
● | アクセス : 【車】中央道・諏訪ICから国道20号諏訪バイパスを南に1.4km、「新井」を右折し西に600m、「高部東」を左折し200m。前宮の駐車場あり。 | |
● | 国道沿いの上社前宮の鳥居から少し登り、社務所のある神殿跡の広場からさらに石段を登り「御室社のケヤキ」前から参道をさらに200mほど行くと前宮拝殿があります。 拝殿前にはイヌシデの古木があり、本殿背後の禁足地には大ケヤキが2本ありました。大ケヤキには藤の古木が巻き付いています。社殿のそばには「水眼の清流」と呼ばれるきれいな小川が流れており、諏訪大社の聖地という雰囲気がいっぱいでした。 前宮の近くに神長官(じんちょうかん)守矢史料館があります。神長官・守矢氏とは、諏訪地方の土着神・洩矢神(もりやのかみ)の末裔とされています。 「洩矢神」とは縄文(中期)以来の自然神であるミシャグジ神を束ねていた神のようです。出雲から来た建御名方神に洩矢神が戦いに敗れて以来、洩矢神の末裔として諏訪大社の祭祀を司って来た守矢家は、神長官として七十六代に渡って祭祀の秘儀・秘事を伝えて来ました。 しかし、明治維新後、政府による世襲の神官の廃止などもあってその後の相伝が衰え、守矢家の秘儀は絶えてしまったようです。現在、守矢長官屋敷跡には神長官守矢史料館ができ、一部の祭祀道具などが伝わっています。 大祝家といい、守矢家といい、諏訪大社を支えてきた血統と古い伝承が絶えたのは残念ですが、それでもまだ諏訪大社にはいろいろな古い神事が残されています。 上社前宮では、「御室社のケヤキ」、「上社前宮社務所前のケヤキ」、「子安神社のケヤキ」を紹介しています。 (HP管理者) |
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No.2189 | ||