(長野県茅野市) 更新:2021年1月(10)
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葛井神社のケヤキ
環境省巨樹巨木林DBでは、幹周/4. 57m、樹高/20m。 幹周実測値/4 .84m。 後に千本欅跡が見えます。
葛井神社のケヤキ
横の千本欅に比べるといかにも細いのですが、これから大きくなりそうです。
葛井神社のケヤキ
幹にはコブが結構あります。
葛井神社のケヤキ
黄葉が盛りを迎えていました。
葛井神社の大ケヤキ跡
「葛井千本欅」です。かっては長野県の天然記念物でした。
葛井神社千本欅 説明板
葛井神社千本欅の説明板。昭和49年に落雷・火災により危険となり伐採されました。
葛井神社のヤナギ
「葛井の池」のそばにあるシロヤナギ(たぶん)の巨樹。幹周実測値/4. 29m。
葛井神社のヤナギ
ヤナギの木の主幹は地上5m程で折れています。
大ケヤキの古株
茅野市の史跡に指定されている葛井神社の説明板。
葛井神社社殿
葛井神社拝殿。左には諏訪でお馴染みの御柱(おんばしら)があります。
名称 : 葛井神社のケヤキ・ヤナギ 樹種 : ケヤキ、シロヤナギ
所在地 : 長野県茅野市ちの414 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/27 葛井神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】中央道・諏訪ICから国道20号諏訪バイパスを南に900m、「沖田三丁目」を左折し600m、「アクアランド前」を右折し100m駐車場あり。
葛井神社は温泉施設・温水プールなどを備えた「アクアランド茅野」の南隣にあります。神社の祭神は、水の神様である槻井泉神(つきいずみのかみ)です。創建の年代は不明ですが、古くから諏訪大社の末社であり、前宮とは関わりの深い神社です。
 境内には「葛井の清池」があり、元々は社殿もなく、池そのものが御神体とされていました。社殿が建立されたのは明治以降になります。
 毎年大晦日には、諏訪大社上社の年中神事の最後を飾る「御手幣送りの神事」が行われます。これは一年神事で手向けられた供物である幣帛や、榊や柳の枝、柏の葉などを御宝殿より取り下げ、葛井神社に運び、寅の刻(午前4時ころ)に葛井の池に投げ入れる神事です。
 すると卯の刻(午前6時ころ)には遠州(静岡県)にある「さなぎの池」に浮かび上がると伝えられていて、これは諏訪大社の七不思議の一つと言われています。さらに葛井の池はいつも澄んでいて、「底なし池」、「片目の魚が棲む」など数多くの伝承があります。「さなぎの池」はどこかについては諸説あります。
 ケヤキは神社拝殿前の斜面上にあり、まだまだ若いケヤキです。すぐそばには「千本欅」と呼ばれる、かってのケヤキの巨樹が保存されていました。すでに主幹は切られており、大きな屋根と庇が二段に被せられています。幹周は9mぐらいでしょうか。
 かっては県の天然記念物に指定されていましたが、落雷や失火により危険になり昭和49年に伐採されてしまいました。いまでは子供のケヤキが根元に育っています。
 また葛井の池の池畔にはヤナギの巨樹がありました。主幹は途中で無くなっていますが、幹周4mを超す巨樹です。樹種は「シロヤナギ」とネットにありますが、枝が枝垂れており、シダレヤナギかも。(柳の種類は多くて判別が難しいですね)
(HP管理者)

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No.2190