(長野県下諏訪町) | ●更新:2020年12月(18) |
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●根周/1. 5m、樹高/4.5m。樹齢400年以上。 | |
●背丈は低いものの横に大きく枝が伸びて地上まで達するほど。 | |
●天桂松は本堂の前にあり、ちょうど山門や杉の陰になってしまいました。 | |
●天桂松の右後ろが山門。その左にはイチョウの巨木があります。 | |
●枝は曲りに曲がっています。 | |
●本堂と石庭。見事な石庭です。 | |
●京都の龍安寺を思わせるような石と白砂の石庭ですね。 | |
●参道の杉並木も一見の価値あり。 |
● | 名称 : 慈雲寺の天桂松 | ●樹種 : アカマツ |
● | 所在地 : 長野県諏訪郡下諏訪町東町中606 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2020/10/26 | |
● | 指定 : 下諏訪町指定天然記念物 (S47年2月23日指定) | |
● | アクセス : 【車】長野道・岡谷ICから下諏訪岡谷バイパスを東に700m、「今井上の原」を右折し600m、「今井」を左折し国道20号を東に3.3km、「春宮大門」を左折し700m。下社春宮前を右折し250m。駐車場あり。 | |
● | 諏訪大社下社春宮鳥居前から東に200m程旧中山道を行くと臨済宗妙心寺派の寺院「慈雲寺」があります。慈雲寺は春宮の鎮護を目的に建てられた鬼門寺です。 「天桂松」は、慈雲寺第7代住職・天桂玄長禅師が植えたものとされ、その名がつけられています。樹齢400年以上のアカマツです。太い主幹は地上3mの高さで六つに枝分かれし、東西に17m、南北に13mも伸びていて、枝先は地上に達しています。枝の曲がり具合も素晴らしい。おそらく人為的に曲げたのでしょうが。 開基は諏訪大社下社大祝の金刺満貞で、鎌倉五山の一つ建長寺住職一山一寧禅師を招いて正安2年(1300年)に開山されました。天桂玄長が住職だった1537年に火災にあい、 武田信玄の支援により復興しました。 門前には武田信玄が放った矢が全て跳ね返されたとのいわれを持つ「矢除石」もあります。境内には美しい枯山水の石庭が広がります。庭園の名は、帰錫庭(きしゃくてい)といいます。10個の巨石が配置されており、「釈迦十大弟子の庭」とも呼ばれます。まるで京都の名刹・龍安寺を思わせるような名庭です。 下社春宮の「結びの杉」と「下社春宮のケヤキ」も紹介しています。 (HP管理者) |
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No.2168 | ||