(福岡県宇美町) 更新:2018年12月(3)
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湯蓋の森 (宇美八幡宮)
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/20. 00m、樹高/20m。樹齢2000年といわれます。
湯蓋の森 (樟)
宮誠而氏の「巨木学」によれば、幹周/M15. 3m、樹高/20m。
湯蓋の森のクスノキ
朝の陽の光を浴びてとても美しいクスノキの巨樹でした。
湯蓋の森
湯蓋の森
宇美八幡宮の社殿とその右側にある湯蓋の森。
湯蓋の森
湯蓋の森
湯蓋の森
宇美八幡宮由緒
宇美八幡宮由緒。応神天皇ご誕生の地として多くの伝説を持ちます。
宇美八幡宮拝殿 宇美八幡宮拝殿
名称 : 湯蓋の森 樹種 : クスノキ
所在地 : 福岡県糟屋郡宇美町宇美1-1-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/10/13 宇美八幡宮マップ
指定 : 国指定天然記念物 (T11年3月8日指定)
アクセス : JR香椎線・宇美駅から西に600m、徒歩10分。 【車】九州自動車道・須恵スマートICから南に3.1km、駐車場あり。
朝早く、といっても9時過ぎですが博多駅前からバスで宇美八幡宮に向かいました。宇美八幡宮は、主祭神である神功皇后・應神天皇の母子神、玉依姫命、住吉大神、伊弉諾尊の五柱が祀られています。
 社殿向かって右側に森のように繁る大樟を一本でも森のように見えることから「湯蓋の森」と呼びます。神功皇后が応神天皇をご出産された際に、このクスの下で産湯を使われ、その時枝葉が産湯の上に蓋をしているように見えたことからこの名がついたといわれています。
 樹齢二千年以上とも推定されており、社殿左の「衣掛の森」とともに、国の天然記念物として、また宇美八幡宮のシンボルとして大切にされています。境内にはこの2巨樹以外にもクスノキの巨木が多くあり、「蚊田の森」として一括して県の天然記念物に指定されています。
 八幡神・応神天皇ご誕生の地で、子安の宮として「安産・育児」の信仰が特に篤く、多くの方が安産祈願や御礼参り(初宮詣)に参拝されます。この日も秋の好天の土曜日とあって、赤ちゃんを抱いた多くの参詣者が訪れていました。
 「湯蓋の森」は周囲が大きく石で囲まれており、その巨体を根元から眺めることが出来ます。折れた大枝もありますが、まだまだ繁茂しそうな雰囲気です。
(HP管理者)

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福岡県  クスノキ   新日本名木100選
No.1748